2023年03月21日

アーリーリタイア生活に入った今、ビジネス(リスク)抜きで、もっとアートに魅了されてみるのもいいかも。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」をみました。

●「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」(クラウス・ハロ監督)

(ストーリー:U-NEXTから引用)
「1枚の絵画が老画商の心に火を灯し、未来と過去を照らし出す。
人生を美術品に捧げ、家族は二の次だった美術商・オラヴィ。
引退も間近かに迫ってきたある日、彼は疎遠だった娘から頼まれて問題児の孫・オットーを預かることになる。
そんななか、オラヴィはオークションハウスで出会った作者不明の絵画にひと目惚れする」

映画の内容というよりも、この映画を通して、自分の過去を振り返り、そして今後について考えてみたいと思います。

エスカルジュニアは、脱サラ・起業後にビジネスを模索していった結果、徐々に「画商」的というか、この映画の「オラヴィ」的なビジネスが形成・展開されていきました。

この映画の「オラヴィ」にとても近い心理状況でビジネスをしていたために、「オラヴィ」の目線が過去の自分の経験と重なって、ドキドキしながら見ていました。
ただ、おそらく、エスカルジュニアだけが、「オラヴィ」に近いのではなく、自らビジネス、投資を行っている人は、共感できる部分があるのでは?

販売する商品を仕入れるにあたって、
・リスクが一見高そうなため、競合相手から相手にされないような商品
・手間、暇がかかりそうなため、競合相手から相手にされないような商品

こういった商品の問題を何とか解決することで仕入れ、利益を出す。
仕入れは、「投機」にもなりうるし、「投資」ともなる。
ただ、この「投機」と「投資」は紙一重。
そういう点で、ギャンブルに陥る危険性を秘めている。

解決策をみいだし、リスクを人より下げられれば、利益を得られ、安定した「投資」とできる。
その裏づけが得られば、完全とはいかないまでも多少安心して仕入れることができる。
(これは、不動産投資でも同様だし、紙の投資でも同様だと思う)

この仕入れと同時並行的に考えるのが、資金繰りと販売先をどうするか。
(これも、販売先を出口戦略と考えれば、不動産投資、紙の投資でも同様)

この過程がこの映画では、詳細に描かれていく。

さらに、オラヴィの取扱い商品ジャンルは「絵画」という特殊なカテゴリー。
絵画に魅了され、人生を捧げられるほどに夢中になるがゆえに家族を顧みてこなかったのが、これまでのオラヴィの生き方。

「名前を失くした肖像画」を媒介にして、最晩年でこの2つ(仕事と家族)がつながっていく様子が美しく描かれている。
ハッピーエンドといえるか分からないが、個人的には、ビジネスの引退問題と家族の問題、仕事の集大成といった点では、ハッピーエンドと思う。

孫・オットーも祖父と同様、ビジネスの素質がある。
エスカルジュニアは、オラヴィに似たビジネス環境の中で何とか生活できていたということは、素質(?)がある(当時はあった)のかも。

今は、その素質は、封印し、アーリーリタイア生活に入っている。
その素質を封印しているのは、ビジネス(リスク)をとらなくても生活できる状況になっているというのが一番の理由。
そして、オラヴィ同様、ビジネス・投資にのめり込むことで、家族の問題を引き起こすかもしれないし、また、「投機」に陥って、それを重ねることで自滅してしまうかもしれないからというのもある。

アーリーリタイア生活に入った今、ビジネス(リスク)抜きで、オラヴィ、オットーのようにもっとアートに魅了されてみるのもいいかも。
そう考えているからこそ、この映画に出会えたと思う。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 08:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〇アーリーリタイアとは?
2023年03月16日

社会が緩和の方向性に向かっていると判断して、やりたいリストの一部未公開項目を公開することにします。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


今年は、試みとして、やりたいことリスト(32項目)をつくり、これらの実現をめざしています。
32項目の「イベント」と「課題」について、年初は、まだ、コロナの情勢が不透明だったため、一部未公開とし、実行できたものから後付けで随時公開していました。

コロナ情勢、社会が緩和の方向性に向かっていると判断して、このやりたいリストの一部未公開項目を公開することにします。

A:(食・栄養・健康関連)7項目

1、自主健康診断をはじめる
2、栄養素分析を年1回以上実施
3、身体のメンテナンス
4、食の生産者さんをもっと知る
5、自然栽培からの摂取比率を高める
6、クラッシュミルサー活用
7、キッチンバサミ活用

B:(旅・自然関連)

1、【未公開・随時公開】⇒近郊旅行
2、【未公開・随時公開】⇒道内旅行
3、【未公開・随時公開】⇒競馬場へ行く
4、【未公開・随時公開】⇒工場見学
5、【未公開・随時公開】⇒海へ行く
6、【未公開・随時公開】⇒星を見る
7、【未公開・随時公開】⇒公園へ行く

C:(環境関連)

1、プラごみを減らす
2、2030年カーボンニュートラル生活実現を進める
3、リサイクル・リユース
4、セミナーに参加する

D:(アート関連)

1、【未公開・随時公開】⇒アートを学ぶ
2、【未公開・随時公開】⇒アートを生活に取り入れる
3、【未公開・随時公開】⇒何かつくる
4、【未公開・随時公開】⇒絵を描いてみる
5、【未公開・随時公開】⇒ファッションの学び直し
6、【未公開・随時公開】⇒美術館、ギャラリーに行く
7、【未公開・随時公開】⇒スマホ写真をプリントする
8、【未公開・随時公開】⇒音楽を生できく
9、【未公開・随時公開】⇒音楽を生活に取り入れる
10、【未公開・随時公開】⇒建築物を見る

E:(その他)

1、読書100冊
2、映画24本
3、クレジットカードの整理
4、証券、FX口座の整理

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〇アーリーリタイアとは?
2023年03月15日

妻とキッチンでの役割分担について。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


妻とキッチンでの役割分担について。
コロナ禍後は、エスカルジュニアは、積極的に料理に参加するようになりました。

具体的にキッチンではどのように役割分担しているかですが、

共同作業⇒食材検討(栄養・家計考慮)、食材購入、ゴミ処理

妻⇒日々のメニュー考案、食材洗い、食材カット、味付け、皿洗い

エスカルジュニア⇒下ごしらえ系(米炊き、各種炊き込みご飯、出汁づくり、ギー{調理用油}づくり、醤油麹、塩麹、米粉、きなこ等材料づくり)、皿ふき

簡単にいえば、2人で食のプランをつくり、エスカルジュニアが、材料をつくり、妻が、この材料や、調味料を使って、食材に味付けをしていく。

調理だけに絞ると、妻がメインの料理人で、エスカルジュニアは、下ごしらえ。

妻の長年の調理経験は、全くマネできない。

まずは、レシピに縛られない目分量。
エスカルジュニアがキッチンに入り始めたときには、この目分量を「適当」と思い違いしていました。
妻の料理技術によるところも大きいのですが、実は、目分量は、生きた感覚、その日の体調にあわせた分量だったのです。

特に調味料で重要な塩分について。
妻は、朝起きると、天然塩をひと舐めして、体質、味覚の確認をしています。

もともと料理好きで、エスカルジュニアがサラリーマン時代に料理・製菓・パン教室にも5年以上通っていました。
料理経験が豊富で、基礎を学んでいるため、エスカルジュニアの初心者特有の質問にも的確に答えが返ってきます。


そして、食材やレシピにあわせた切り方や、調理方法と下ごしらえ方法
調味料や素材に熱を入れる順番。
温度による食材の変化、盛り付け方など、料理は奥が深い。

料理は、科学でもあり、アート作品でもあると思う。
そういう意味で、妻はアーティストといえるかも。

東日本大震災以前は、食材は、国産ならOKといった感じで、外食や総菜なども利用していました。
ところが、東日本大震災以降は、ほぼ自炊100%に。
当初は、自炊100%は、やむを得ずといった部分もありました。
身体のため、安心・安全のためと思っていたものの、札幌移住後は、おいしい食材が増えるとともに次第に楽しみになり、エスカルジュニアがキッチンに入るようになった今、さらに楽しさが増しているようです。

私は、専ら、下ごしらえ担当なのですが、この下ごしらえにより、調味料を含め、ほぼ、無添加状態になっています。
(2011年以降、添加物は段階的に減らしてきていて、コロナ禍後は、ほぼ無添加)

楽しさが増している理由は、有機無農薬食材、エスカルジュニアの下ごしらえを追求している今、よりおいしく、安心・安全な料理ができるようになったためのようです。

味付けのほとんどは、基本調味料の砂糖、塩、酢、醤油、味噌そして、みりんと日本酒、加えてエスカルジュニアの作る醤油麹、塩こうじ等)。
これらを組み合わせたオリジナルの味付け。

市販の○○の素を使わないのに加え、めんつゆ、白だし等も市販のものは使わず、自家製のめんつゆや白だしをつくっています。
添加物の含んだ調味料による画一的な味付けによる、不自然なおいしさとは全くの別物。
添加物を使った料理の人工的なおいしさと比べて、断然おいしく、幸福感も高い。

有機、無農薬といった素材のうまみを生かした料理を心掛けているようです。

ただ、有機、無農薬食材を使うことによる問題点もあります。
それは、虫が付いている場合があること。
そうはいっても、虫も食べない野菜より、虫に食べられる野菜のほうが、安心と考えています。
が、食材には、基本、火を通すようにしています。

虫嫌いな妻は、発見すると叫びつつ、震えながら対応することになります。
(同じく虫の苦手なエスカルジュニアも応援に駆け付けます)
この虫を発見した時の対応も"共同作業"といえます。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 08:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ○アーリーリタイア夫婦流「メガ健康法」
2023年03月14日

自然、有機・無農薬、減農薬野菜の4つのメリット。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


自然、有機・無農薬、減農薬野菜をいただくことによるメリットについて考えてみます。

・食での幸福感を得られる

首都圏で食材を調達していた時も有機野菜を購入したりしていましたが、北海道移住後の今の方が断然おいしい。
時に、感動するほどおいしい野菜に出会うときがあります。
道産野菜の新鮮さや、北海道という土地柄、多くの農家さんの野菜にアクセスできることで、出会いの機会が増えたことによります。

また、自然栽培、有機、無農薬・減農薬栽培の野菜や果物は、農薬、化学肥料を使った慣行野菜と比べて、素材の味がしっかりしていて、おいしいので、その素材をいかすために自然とシンプルな調理方法になります。

シンプルな調理方法ではあるものの、手間、暇を加えることでさらにおいしくなります。
たとえば、土付きの有機のじゃがいもをタワシでよく洗い、皮つきのまま茹でるだけで、さらにおいしくなる。
手間、暇をかけることで、おいしさが何ランクも上がる。
手間、暇といった、時間をかけることで、おいしさのレベルをあげられるというのは、アーリーリタイアならではの時間の使い方と考えています。

時間をかけて、味の変化を楽しめることが贅沢な時間の使い方。
効率を求めて、時短を求める風潮と逆行しているようにみえますが、調理方法はシンプルでもおいしいため、
有機、無農薬の野菜を使うことは、効率的に美味しさを追求していくことともいえるのかもしれません。

1食1食を大切にしていくことが、私たちの日々の幸福につながっています。

・健康面でのメリット。

有機、無農薬の野菜は慣行野菜と比べて栄養価が高いといわれます。
農薬や化学肥料の使用を抑えた土から作られる野菜を中心にしている現在、
2人とも体調は良好と感じています。(不調が激減)

また、命をいただくことに感謝しながら、手間、暇をかけ調理し、ゆっくり噛んで味わって食べています。
ゆっくり噛んで食べることで、唾液が消化を促進したり、毒消しの効果もあります。

人の身体は食べた物から作られるので、将来の健康不安の防波堤を築いておくことが、
アーリーリタイア生活を持続させていく上で、重要という夫婦間の共通認識の上で、食に投資しています。

・健全な農地は、健全な腸内細菌とつながっている

おいしく、安心・安全な野菜を生産してくれる農家さんをリスペクトしています。
都市生活をしている自分達は、野菜をつくることが難しい。
せめて、有機野菜を買うことで、間接的に、土壌づくりに参画してきたいと思っています。

健全な農地は、健全な腸内細菌とつながっていて、農薬、化学肥料まみれの農地は、不健全な腸内細菌につながる。
つまり、選ぶ野菜が、どういう農地でつくられるかは、自分達の健康へとつながっていると考えています。
慣行野菜ではな
く、有機野菜を日々購入していくことで、日本の健全な農地を減らさないことにつながるのでは・・・。
微力ながらも日本の健全な農地を一消費者の立場から守っていきたいと思います。

・脱石油につながる

今の野菜の生産には、石油が不可欠といわれています。
ハウス栽培など石油消費の多い野菜ではなく、旬の野菜を選ぶ。
地産地消の食材を選ぶことで、移動に伴う石油消費を減らす。
自然栽培、有機、無農薬、減農薬野菜は、農薬や化学肥料の使用量が少ない。

旬の、そして地産地消の有機、無農薬野菜を買うことは、間接的に脱石油、脱プラと同じ。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 07:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ○アーリーリタイア夫婦流「メガ健康法」
2023年03月13日

「食の生産者さんをもっと知る」を今年のやりたいことリストに入れた理由。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家



この32項目の内の1つが「食の生産者さんをもっと知る
これをリストに入れた理由と、どのように「もっと知りたいのか」について整理してみたいと思います。

まず、現状として、妻は、購入した全ての野菜・果物についての生産者さんのリストを作っています。
また、購入している野菜・果物はそのほとんどが、自然栽培、有機無農薬、減農薬。
つまり、生産者さんがわかっている野菜・果物しか購入していません。
なので、現時点で、野菜・果物については、既に「食の生産者さんをほぼ知っている」といえます。

このリストをつくりはじめた理由は2つあります。

1つめは、私たちがおいしく、安心・安全と感じる野菜・果物を作る生産者さんを把握したいから。
2つめは、その生産者さんが作るおいしく、安心・安全な野菜・果物の販売期間が短いため、入手できる期間を把握したいから。

つまり、その生産者さんの旬の期間を知りたい。

札幌に移住して、有機、無農薬等の野菜・果物の購入頻度を上げていったのは、農薬、化学肥料を使った慣行野菜と比べ、おいしい野菜、果物に出会うことが圧倒的に多いため。

時に、驚くほどおいしい野菜に出会うときがあります
味という点では、有機、無農薬の野菜や果物は、農薬、化学肥料を使った慣行野菜と比べて個性的。
有機農家さんによって同じ銘柄の野菜でも味が全く違います。
同じ生産者さんの同じ銘柄でも味が違うこともあります。

ほぼ共通しているのは、ほとんどの有機、無農薬野菜は、味が濃い。
傷みにくく、日持ちがします。
そして、その野菜、果物の旬の時期が一番おいしいこと。
といっても、そもそも旬の時期しかその野菜、果物にお目にかかれないのですが。

そのため、どの生産者さんのどの時期が美味しいかを把握するためにリストを作っています。
そして、すでに「食の生産者さんを知っている」のにもかかわらず、2023年【やりたいことリスト】に加えた理由。

それは、「もっと知りたい」から。
その「もっと知りたい」には2つの方向があります。

1つは、野菜・果物を作る生産者さんを含めて、おいしく、安心・安全な食材を生産している「もっとたくさんの食の生産者さんを知りたい」。

もう1つは、おいしい有機、無農薬の野菜や果物をつくる生産者さんの生産方法や他の生産品種を「もっと」知りたい。
つまり、ある特定の生産者さんについて「もっと」知りたい。

前者は、幅を広げ、後者は、深く掘り下げる。

今年は、「もっと知る」ことにより、さらにおいしさ、安心・安全を追求していきたいと思います。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 07:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ○アーリーリタイア夫婦流「メガ健康法」