アーリーリタイア研究家
妻とキッチンでの役割分担について。
コロナ禍後は、エスカルジュニアは、積極的に料理に参加するようになりました。
具体的にキッチンではどのように役割分担しているかですが、
共同作業⇒食材検討(栄養・家計考慮)、食材購入、ゴミ処理
妻⇒日々のメニュー考案、食材洗い、食材カット、味付け、皿洗い
エスカルジュニア⇒下ごしらえ系(米炊き、各種炊き込みご飯、出汁づくり、ギー{調理用油}づくり、醤油麹、塩麹、米粉、きなこ等材料づくり)、皿ふき
簡単にいえば、2人で食のプランをつくり、エスカルジュニアが、材料をつくり、妻が、この材料や、調味料を使って、食材に味付けをしていく。
調理だけに絞ると、妻がメインの料理人で、エスカルジュニアは、下ごしらえ。
妻の長年の調理経験は、全くマネできない。
まずは、レシピに縛られない目分量。
エスカルジュニアがキッチンに入り始めたときには、この目分量を「適当」と思い違いしていました。
妻の料理技術によるところも大きいのですが、実は、目分量は、生きた感覚、その日の体調にあわせた分量だったのです。
特に調味料で重要な塩分について。
妻は、朝起きると、天然塩をひと舐めして、体質、味覚の確認をしています。
もともと料理好きで、エスカルジュニアがサラリーマン時代に料理・製菓・パン教室にも5年以上通っていました。
料理経験が豊富で、基礎を学んでいるため、エスカルジュニアの初心者特有の質問にも的確に答えが返ってきます。
そして、食材やレシピにあわせた切り方や、調理方法と下ごしらえ方法。
調味料や素材に熱を入れる順番。
温度による食材の変化、盛り付け方など、料理は奥が深い。
料理は、科学でもあり、アート作品でもあると思う。
そういう意味で、妻はアーティストといえるかも。
東日本大震災以前は、食材は、国産ならOKといった感じで、外食や総菜なども利用していました。
ところが、東日本大震災以降は、ほぼ自炊100%に。
当初は、自炊100%は、やむを得ずといった部分もありました。
身体のため、安心・安全のためと思っていたものの、札幌移住後は、おいしい食材が増えるとともに次第に楽しみになり、エスカルジュニアがキッチンに入るようになった今、さらに楽しさが増しているようです。
私は、専ら、下ごしらえ担当なのですが、この下ごしらえにより、調味料を含め、ほぼ、無添加状態になっています。
(2011年以降、添加物は段階的に減らしてきていて、コロナ禍後は、ほぼ無添加)
楽しさが増している理由は、有機無農薬食材、エスカルジュニアの下ごしらえを追求している今、よりおいしく、安心・安全な料理ができるようになったためのようです。
味付けのほとんどは、基本調味料の砂糖、塩、酢、醤油、味噌そして、みりんと日本酒、加えてエスカルジュニアの作る醤油麹、塩こうじ等)。
これらを組み合わせたオリジナルの味付け。
市販の○○の素を使わないのに加え、めんつゆ、白だし等も市販のものは使わず、自家製のめんつゆや白だしをつくっています。
添加物の含んだ調味料による画一的な味付けによる、不自然なおいしさとは全くの別物。
添加物を使った料理の人工的なおいしさと比べて、断然おいしく、幸福感も高い。
有機、無農薬といった素材のうまみを生かした料理を心掛けているようです。
ただ、有機、無農薬食材を使うことによる問題点もあります。
それは、虫が付いている場合があること。
そうはいっても、虫も食べない野菜より、虫に食べられる野菜のほうが、安心と考えています。
が、食材には、基本、火を通すようにしています。
虫嫌いな妻は、発見すると叫びつつ、震えながら対応することになります。
(同じく虫の苦手なエスカルジュニアも応援に駆け付けます)
この虫を発見した時の対応も"共同作業"といえます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
で夢のセミリタイアを。