こんにちは、
セミリタイア研究家
エスカルジュニアです。
「セミリタイア」の持続性を高めるためには、自然と「自分の自由な時間」を安く買い戻すことにフォーカスしていくことになります。
一方、「死ぬときの資産0円」を理想として、目指していくと、上記との矛盾が生じてきます。
「死ぬときの資産0円」が理想なので、毎年の年間収支は、基本的に、マイナスとなり、資産0に向けて計画的にコントロールしていくことになります。
この2つを両立させる難しさ。
「自分の自由な時間」を安く買い戻していくということは、現在の生活を「倹約」にフォーカスしていく。
「死ぬときの資産0円」にするためには、逆のベクトルにフォーカスすることに。
この矛盾が生じる原因は、「不安」。
いつ死ぬか分からないこと。
いつ大きな病気、介護の必要が生じるか分からないこと。
許容幅を超えるインフレの発生。
許容幅を超える税制、社会保障、年金システムの変更。
これら「不安」の存在により、「死ぬときの資産0円」に向かって進むことは困難な道。
ただ「死ぬときの資産0円」への進行度合いについては、いろいろと設定できる。
不安が少ないのは「死ぬときの資産0円」を死が近づくにつれて加速させていく進め方。
まだ、死を実感できない時期の方が、「不安」をより大きく伴うという心理を和らげることができる。
この進め方においては、「自分の自由な時間」を安く買い戻すこと(=倹約)にフォーカスしていくことになるため、今の「安心」の確保に重心を置く。
この進め方の課題は2つ。
1つめは、「自分の自由な時間」を今、安く買い戻すことにフォーカスするために、もう一方の「死ぬときの資産0円」が遠ざかること。
2つめは、自分の人生で一番若い今への投資を抑えることにつながる可能性があること。
『「自分の自由な時間」を安く買い戻していく』ことと『「死ぬときの資産0円」を目指す』ことの両立の難しさは、
一番若い今へ投資するのか?
一番死に近い状態の時に投資するのか?
そのバランスを、未来の不確かな現時点で選択する必要があるため。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
で夢のセミリタイアを。


