○請願『幸福(喜楽)ー自由な生活(余暇)=真善美愛+人類の生長のための活動』と2030年目標
〜目次(このページ下部)〜
「人はいつか死ぬ。だから人生は美しい」
「死」の存在によって、「生」の美しさ、はかなさ、有難さ、不思議さが浮き上がってくる。
「死」があるからこそ、日々行う選択に対し緊張感が生まれ、その選択から美しさが生まれる。
一方、「生」のためにおこなわれる、日々の繰り返し、改良の中から美しさが生まれる。
エスカルジュニアは、「幸福な生き方、人生の美しさのあり方」について、加齢に比例して意識を高めていこうと・・・。
つまり、死への接近によって客観的に低下していくことに対して主観的に上昇させていこうと・・・。
「幸福な生き方ができるように人生に向き合い、常に修正を加えていく」
「人生の美しさが現れるシーンへの対応の準備をし、できうる範囲で対応できるようにする」
去年までの自己に課す、そして社会に願う「請願」は「幸福=自由な生活(余暇)+真善美愛+人類の生長のための活動」だった。
これに、『「幸福な生き方、人生の美しさのあり方」について、加齢に比例して意識を高めていこうと・・・。』
いう分を反映させるために修正を加えていくことにする。
さて、「人生の美しさのあり方」と「幸福な生き方」とは、一見似ているようにも思える。
「人生の美しさ」と「幸福な生き方」はどういう違いがあるのだろうか?
「人生の美しさ」に、他者への配慮・関係性の意味あいが強いのならば、利他的であると同時に、自己犠牲的なニュアンスも含まれるのでは?
「人生の美しさ」に自己犠牲が含まれるなら、必ずしも「人生の美しさ=幸福な生き方」とはならないのではないか?
自己犠牲は、究極的には自分の死も含まれることになるから。
また、「人生の美しさ」は、見方、立場によって、残酷さにもなる。
たとえば過去の歴史や現代でも度々起こる、特殊な主従関係や宗教、愛国から生じる慣習や錯誤による美しさ、洗脳、強制から生じる美しさは、当人たちにとっては、「人生の美しさ」と感じるのかもしれないが、別の立場からは残酷さや恐怖にもなる。
なので、この特殊な「人生の美しさ」は、普遍的な「人生の美しさ」とはなりえないはずだ。
一方で「幸福な生き方」は、どうか?
「幸福な生き方」は、利己的・自利的に傾くことで他人の人生を踏み台にする可能性がある。
自己にとって「幸福な生き方」が、他人の人生を「不幸な人生」にしてしまう可能性がある。
特に弱肉強食的な時代下やゼロサムゲーム下においては顕著となりえる。
一方の側が「幸福」と感じる「承認」という相互行為も、本来的には、ゼロサムゲームなのでは?
ならば、「人生の美しさ」(利他的)と「幸福な生き方」(利己的)の両立は難しいのではないか?
エスカルジュニアは、少欲での「幸福な生き方」が、その両立につながっていくのではないかと思う。
「人生の美しさ」について自問自答しつづけることと、少欲での「幸福な生き方」を目指していくことが、「人生の幸福、美しさ」を両立することにつながるのではないか?
誤った「人生の美しさ」に陥らないためにも、普遍的な「人生の美しさ」について学び、模索し、実行する。
少欲での「幸福な生き方」は、利己を利他寄りにさせる。
なので、他者への配慮(利他的)を含んだ「人生の美しさ」は、少欲での「幸福な生き方」(利己的)と両立できるのではないか。
これらを取り入れて、請願を修正していく。
これまでの請願は、「幸福=自由な生活(余暇)+真善美愛+人類の生長のための活動」
「幸福」は、「幸福な生き方」であり、
「自由な生活(余暇)」は、「自由な生活」であり、
「真善美愛」は、「人生の美しさについての学び(インプット)」であり、
「人類の生長のための活動」は、「人生の美しさを目指す(アウトプット)」であると読み替えるならば、
「幸福ー自由な生活(余暇)=真善美愛+人類の生長のための活動」へと変形させていくことで、これまでの「請願」が少し違ってみえてくる。
左辺は「幸福な生き方」、右辺は「人生の美しさ」となる。
左辺の「ー自由な生活(余暇)」の部分は、「少欲化による自由な生活」という意味で、左辺全体は「少欲による幸福な生き方」となる。
右辺の「真善美愛」は、「人生の美しさについての学び(インプット)」、「人類の生長のための活動」は、「人生の美しさを目指す(アウトプット)活動」という意味で、右辺全体は「人生の美しさについての学びと貢献」となる。
「幸福ー自由な生活(余暇)=真善美愛+人類の生長のための活動」
左辺の「少欲による幸福な生き方」と右辺の「人生の美しさについての学びと貢献」のバランスをとっていく。
ということで、自己に課す、そして社会に願う請願は、下記に修正する。
●自己に課す、そして社会に願う請願(2021年〜)
「幸福=自由な生活(余暇)+真善美愛+人類の生長のための活動」
↓
「幸福 ー 自由な生活(余暇)=真善美愛 +人類の生長のための活動」
とても難しいが、このバランスをとりつつ生きることが、「幸福かつ人生の美しさ」となるのでは?
修正前と後では、一見同じようにみえるが、修正後においては、「幸福な生き方」と「人生の美しさ」のバランス具合となる。
また、修正前の方が自己の「幸福」にフォーカスしている分、利己寄りであり、修正後の方が利他寄りといえるのかも。
●請願の修正:「幸福(喜楽)ー自由な生活(余暇)=真善美愛+人類の生長のための活動」(2024年12月〜)
「目に見えない価値観」の中で、プラスの感情「喜」「楽」「真」「善」「美」「愛」
そして、「幸福」と優先的価値観「自由」。
「目に見えない価値観」として、まずは、当面これら8つのプラスの感情にフォーカス。
と同時に先の「請願」の中にこのことを取り入れていきたい。
これら8つのプラスの感情の中で「請願」にまだ、含まれていないプラスの感情は、「喜」「楽」。
この2つを含め
「幸福(喜楽)ー自由な生活(余暇)=真善美愛+人類の生長のための活動」へ修正したい。
「喜」「楽」を「幸福」に含めることで、曖昧だった「目に見えない価値観」である「幸福」を顕在化させる効果もありそう。
○請願『幸福(喜楽)ー自由な生活(余暇)=真善美愛+人類の生長のための活動』と2030年目標〜目次〜
日付の古い順になります。
- 請願。
- 請願「幸福=自由な生活(余暇)+真善美愛+人類の生長のための活動」の修正
- 執着を減らし続けること。
- 「幸福」の目標地点を発見した。
- 「幸福」の目標地点と現在地点との間にある2つの差と3つの疑問。
- 普遍的な真善美はまだないと考える一番の理由。それは、今の世界が理想郷とはいえないからだ。
- 前回記事への質問「誰かがこれを普遍的真とするとか善とするとか美とすると決めなきゃいけないと思うがだれが決める?どうやってその人を選ぶ?」について。
- 普遍的「善」とするとだれが決める?どうやってその人を選ぶ?について。
- 普遍的「真」とするとだれが決める?どうやってその人を選ぶ?について。
- 前回記事への質問「それでは支配者は一人に決めないと、現状となにもかわならないというか、現状のキリスト教的真善美やイスラム教的真善美や仏教的真善美や資本主義的真善美、共産主義的真善美、○○的真善美、、、それぞれが自分らこそ普遍的だと主張し相争う世界ではないか?」への返答。
- 『「善」の統一』は可能なのか?
- 1つめのルートは、普遍的「愛」と普遍的「個人的善」を考えることから、『「善」の統一』を目指す。
- 2つめのルートは、「幸福」を切り口に考えることから、『「善」の統一』を目指す。
- 「愛」と「幸福」を切り口にした、『「善」の統一』の結果とは。
- 支配者の「幸福」と被支配者の「幸福」
- 9年後2030年の2つの目標。
- 2030年時点の目標は、「死ぬまでにやりたいこと」の中間地点。
- 「資産運用」と「人生」の出口戦略を進めながらのセミリタイア。
- 『「自分の自由な時間」を安く買い戻していく』ことと『「死ぬときの資産0円」を目指す』ことの両立の難しさ。
- 「自分の自由な時間」を「売った」後に、再び「買い戻す」ことが、貯金による(セミ)リタイア。
- 「自分の自由な時間」を「売った」後に買い戻さず、売りっぱなしにしておいてもリタイアできる方法。
- 日本人は既に全員が「自作かつ自動ベーシック・インカム」を持っている。
- 2つめのオリジナルの「自作ベーシック・インカム」づくり。
- 投資で「自作ベーシック・インカム」をつくるときに、必要になる2つのもの。
- 「資本」を買えば、必ず「自由」になれるのか?
- 私の『自分「自由」史』
- 個人的価値観として、一貫しているのは、「自由」を求めている。
- 『2つの差と3つの疑問について』進捗状況の確認。
- 『自由』を出発点にして、『現時点での真善美についての認識』の確認作業を進めていく。
- アーリーリタイアにより得た「自由」の使い方。
- 「もし、時間が貯められたら、どう使う?」
- リタイア後に貯(自由)をする2つの方法。
- 「自由」は簿記の勘定科目でいうと?
- 今持っている、また、今後手に入る、2つの「ベーシック・インカム」。多すぎるかも・・・。
- 「自分の自由な時間」を安く買い戻すVS「死ぬときの資産0円」
- 2つの個人的価値観の比較なのか?
- 日々「執着を0にする」を目指しながら、死ぬときの「執着を0にする」を目指している。
- (セミ)リタイアは「執着を0にする」を含んだ「自由」。
- 2030年の目標を一つ追加。
- 3時間の間、終始、「自由」について考えさせられる。
- 20代前半の頃に考えていた『自分の時間』についての考え方。(その1)【会社選びにあたって】
- 20代前半の頃に考えていた『自分の時間』についての考え方。(その2)【1年毎に1か月の連続有給休暇があった】
- 20代前半の頃に考えていた『自分の時間』についての考え方。(その3)【今、フルで仕事している人も、考え方次第で、セミリタイア】
- 20代前半の頃に考えていた『自分の時間』についての考え方。(その4)【仕事選び、そして働き方は『セミリタイア』そのものだった】
- 「20代前半の頃に考えていた『自分の時間』についての考え」から得た2つの気付き。【最優先の『価値観』】
- 30年以上の間、気が付かなかったことへの弁明。【最優先の『価値観』】
- 本当に最優先の『価値観』は『自由(自分の時間)』でいいのか?【最優先の『価値観』】
- 本当は、最優先の価値観『自由(自分の時間)』より上位の価値観が2つある。【最優先の『価値観』】
- 最優先の『価値観』が『自由(自分の時間)』であることの確認方法は、アーリーリタイア中であること。【最優先の『価値観』】
- 『自由(自分の時間)』は目的でなく、手段ではないか。【最優先の『価値観』】
- 『自由(自分の時間)』と別の価値観『執着を0にする』の間で、覇権争いが起きるのではないか?【最優先の『価値観』】
- これまでの人生の『価値観』史。【最優先の『価値観』】
- 価値観『自由(自分の時間)』は遅れて再創造しているのではないか。【最優先の『価値観』】
- 優先的価値観『自由(自分の時間)』は、『手段としての価値観』。【最優先の『価値観』】
- 優先的価値観『自由(自分の時間)』は、本当に手段でいいのか。【最優先の『価値観』】
- 優先的価値観=『自由(自分の時間)』と確定してしまっていいのか?という問いへの答え。【最優先の『価値観』】
- 『価値観の再創造』とは、「優先的価値観『自由(自分の時間)』の再創造」なのか、「すべての価値観の再創造」なのか。【価値観の再創造】
- 「すべての価値観」と優先的価値観『自由(自分の時間)』の関係。【価値観の再創造】
- 「すべての価値観」とは?【価値観の再創造】
- 『価値観の再創造』の価値観とは、『自由(自分の時間)』ということでいい(かも)。【価値観の再創造】
- これまでの『価値観の再創造』の価値観は、『自由(自分の時間)』でいいとしたが、本当にそれでいいのか。【価値観の再創造】
- 『価値観の再創造』の価値観を『自由(自分の時間)』としてしまったワケ。【価値観の再創造】
- 今後の『価値観の再創造』とのつきあい方。【価値観の再創造】
- 55年生きてきて、人生初の取り組み。【価値観の棚卸】
- 「お金」を使って手に入れた「価値観」史(生誕から高校卒業位まで)【価値観の棚卸】
- 「お金」を使って手に入れた「価値観」史(大学からサラリーマンまで)【価値観の棚卸】
- 「お金」を使って手に入れた「価値観」史(脱サラから現在まで)【価値観の棚卸】
- 「お金」を使って手に入れた「価値観」史(まとめ)【価値観の棚卸】
- これからの人生「プラスの感情」にもっとフォーカスしたい。【価値観の棚卸】
- 「目に見えない価値観」の棚卸【価値観の棚卸】
- 8つのプラスの感情と「請願」の修正。【価値観の棚卸】
- プラスの8つ感情を増やす方法。【「すべて価値観」の増やし方】
- 「すべての価値観」の総量を増やすことができるとしたら。【「すべて価値観」の増やし方】
- 今まで体験したことのない、お金や自分の時間を使った体験をして、その記録をとっていく。【「すべて価値観」の増やし方】
- さまざまな体験をし、アーリーリタイアの時間を増やせば、「目に見えない価値観」は、自然と増える。【「すべて価値観」の増やし方】
- 「目に見える価値観」と「目に見えない価値観」の境界。【「すべて価値観」の増やし方】
- 「プラスの感情」と「マイナスの感情」の選別。【「すべて価値観」の増やし方】
- アーリーリタイアまで到達している、『自由(自分の時間)』をさらにどのように増やしていくのか。【『自由(自分の時間)』を増やし方】
- アーリーリタイアで『自由(自分の時間)』がマックスの状態からさらに『時間』を増やす3つの方法。【『自由(自分の時間)』を増やし方】
- 「時間を効率化」するつもりが、逆にアーリーリタイアの時間を減らしてしまったら、本末転倒。【『自由(自分の時間)』を増やし方】
- 妻の優先的価値観『食(栄養)と美容』とエスカルジュニアの優先的価値観『自由(自分の時間)』がリンクしながら、アーリーリタイアの時間をさらに増やす。【『自由(自分の時間)』を増やし方】
- 『リスクを下げる』方法について。「不動産収入から年金収入へのスイッチング」と「ミニマルアンドプレッパーの進化」。【『自由(自分の時間)』を増やし方】
- やり続けたいこと(人生テーマ)と驚いたことに、偶然にも重なっていた。【価値観考察結果の実行方法】
- 最優先の価値観『自由(自分の時間)』を増やす方法の1つ『時間を考察する』が、すべての価値観をつなげる。【価値観考察結果の実行方法】
- 2025年やりたいこと。『5個の「部活動」と3個の「研究会」と2個の「自由研究」と2個の「手作り」』
- 2025年「やりたいこと枠」の設定。