2020年11月02日

コロナで在宅時間の増えた今が、石油から台所仕事を返してもらう良い機会なのかもしれない。



こんにちは、

セミリタイア研究家


毎月読んだ本の中で面白かった本について
記録しています。

10月は23冊読みました。

ジャンル毎分類(2020年累計)
10月まで累計76冊

●自由な生活(余暇)8冊(10.5%)
●真善美愛 5冊 (6.6%)
  ○課題図書 1冊
●人類の生長のための活動 63冊 (82.9%)

10月に読んだ本の内で面白かったのは、


「食材の大量生産、大量輸送こそが、食の安全の崩壊などいろいろな問題を起こしてきた。
また、地球環境のことを考えれば、大量の食材を長距離運ぶシステムには、やはり問題が大きい。
今は、食品を加工するにも、運ぶにも大量の石油つまりエネルギーが使われているからだ」

「食をすべて外部化してしまうことは私たちの生存そのものに大きなリスクを伴うことを忘れてはなるまい」

「女性が台所に立つ時間を減らせたとするならば、それはそれでよいことだ。
だが、それを中食や外食だけに背負わせたということは、結局のところその分だけ石油を使うようになったことを意味する。
女性の台所からの解放は、その半分を男性が負担するという形で解決すべきだったのである」

「現代の私たちは、昔の人びとに比べ、食べるために頭も身体も使わない生活をしている。
頭と身体を使ってやっていた労働の代わりを石油などがしている。
現代日本の食が環境に負荷を与えているとは、こういうことをいうのだ。
繰り返しいおう。食の手抜きは、エネルギーの浪費そのものなのであり、ファーストフードばかりの食生活はその代表なのである」

「それぞれの土地でとれたいろいろなものを普段から食べるようにしておくことだ。
むろんそれらは小規模で生産されるので生産効率は悪い。いわゆる地産地消である。
地産地消でこれだけ膨らんだ世界の全人口を養うことは、むろんできない。

しかし、それぞれの土地でとれたものを食べられるようなシステムを残しておけば何かの時に壊滅的な打撃を受ける危険度はそれだけ低くなる。
いわゆる「リスク回避」である。保険のようなものといってもよいかもしれない。
もしそれすらもやらないでいれば、万一トウモロコシの不作が世界レベルで起きたとき、日本は世界の中で真っ先に飢える危険性があることだけは覚えておきたい」


石油に現在の私たちの食のシステムは大きく依存してしまっている。

その石油(他の化石燃料等を含め、再生可能エネルギー以外)は、有限だ。

ということは、現在の食のシステムは、いつか必ず崩壊するということだ。

石油がなくなった後のことは、石油がなくなった時点で、その場にいる人たちだけで考えればいいのだろうか?

これまで、石油に日本の家庭の台所仕事を背負わせてきてしまっている。

コロナで在宅時間の増えた今が、石油から台所仕事を返してもらう良い機会なのかもしれない。

石油から返してもらった台所仕事の「半分を男性が負担する」良い機会が訪れている。

加えて、地産地消、身土不二は、「リスク回避」、食の安全とともに、石油の節約にもつながる。

少なくとも、これら節約をした分の石油は、将来の人たちに残すことができる。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 15:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ●アリリタ生活(少欲)
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