2018年07月24日

○○主義にこだわらない。BI市場60話



こんにちは、
セミリタイア研究家

ベーシック・インカム市場が目指していくのは「民主主義的(無労働)社会主義」。
では、過去の社会主義、共産主義国家の失敗はどこにあったのか?
今後、その原因について調べていくことも「民主主義的(無労働)社会主義」を目指すことになるベーシック・インカム市場にとって課題の1つ。

もちろんそれぞれの国によって、原因は様々だと思うが、個人的に感じているのは国主導により、国に権力が集中して、強くなりすぎてしまったからではないか?

「効率性・生産性問題」と「国と市民の間の配分問題」の2つが大きな原因ではないか?

この2つの内の「国と市民の間の配分問題」について。
国主導による社会主義制度における労働で生んだ産物から、公共物、インフラ分を用意、蓄える必要があったために市民への配分が減ってしまった。
そういった社会主義の性格上、当然、その配分者の権力が強くなることが予想される。
独裁化されやすい?
その結果、市民への配分が減らされたことが予想できる。

社会・共産主義にしても、新自由主義的資本主義にしても、国、資本の取り分が増えるということは、市民への配分が少なくなるということにおいて変わりはないので、どちらにしても、市民から不平・不満は出てくる。
資本主義社会においては、戦後、共産・社会主義陣営の動向と並行してケインズ的資本主義、新自由主義的資本主義と軌道修正するのに合わせて、配分問題(格差の増大)が増大してきている。
それは戦後に限らず、戦前、それ以前の様式である封建社会制度でも「国と市民の間の配分問題」は同様だったろう。
その結果、ヨーロッパでは市民による革命が起きたのだから。
(日本は、江戸時代、革命に至るほど配分問題に関して国民の不平・不満がそれほどなかったのか?あるいは我慢強い国民なのか?)

市民による革命の結果、社会主義、共産主義を選択したグループが、皮肉にも再び配分の問題に出会ってしまった。

こういった、歴史に繰り返し現れることから思うのは市民への配分が重要であるということ。
「民主主義的(無労働)社会主義」の制度設計をする際にもこの点に注意する必要がある。

ベーシック・インカム市場は機械が働き、その配分を人が受けるシステム。
機械は不平・不満をいわない。
人は、ただ与えられるのみだから、平等に配ることに気を付けるだけでよい。
1つ気を付けなければいけないのは、機械による独裁化。
(本質は機械を利用した人による独裁化)

そして、ベーシック・インカム市場は機械労働のため効率性・生産性の高いシステム。
さらにベーシック・インカム市場は、資本主義に見られる無駄を省く機能もありそうだ。

過去の国主導の社会主義、共産主義で失敗した原因の1つであろう、「効率性・生産性問題」と資本主義により生ずる「無駄」を抑えることが両立する。
ベーシック・インカム市場は、「国と市民の間の配分問題」と「効率性・生産性問題」と「資本主義で生じる無駄」いう3つの課題の克服を目指す。

人類はユートピアを探し求めている。
しかし、ユートピアとディストピアはおそらく紙一重。
ケインズ的資本主義、新自由主義も、共産主義、社会主義もユートピアを信じて始めたはず。なぜうまく続かないのか?

どうして○○主義はうまくいかないのか?

その生産様式は動的なもので、常に変化していて、時間の経過とともにユートピアから次第にディストピア化に向かっていくのか?

それとも、そもそもこれまでのすべての生産様式は不完全で、最初から失敗していて、ディストピアを続けていかざるを得ないのか?

○○主義にこだわるからうまくいかないのではないか?

こう考えてみていくと、社会の仕組み、生産様式は、実は使い方次第でそれほど違いはない?

カテゴリー上同じ資本主義でも国によって様々。
中国は1国2制度的ともいえる。

ならば、多元主義的にミックスしていくこともできるのでは?

今、1億総セミリタイア社会計画で考察している市民、機械主導の社会主義+新自由主義的資本主義いったように。


民主主義的な多元主義の世界。


建設的なご意見ありましたら、こちらへ


●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」

第1話〜第60話はこちらでご覧いただけます。


   ○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、

  「ベーシック・インカム市場」 (市場社会保障制度)です。


   ○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています

  1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画本棚

この記事へのコメント
名前つけるからいけないんだと思うけどね
信者みたいになってしまって、それにそぐわない政策は一切認めないみたない感じになってしまうから
それで一方方向に過度にオーバーシュートしてしまうんだと思う。
Posted by kfe at 2018年07月24日 09:17

コメントありがとうございます。
確かに名前を付けるからいけないのかもしれませんね。
そこから、カテゴライズが始まり、仲間を集め、仲間の結束を強めるためにやがて敵をつくる。
疑うことがなくなって、思考停止してしまう。


Posted by エスカルジュニア at 2018年07月24日 21:00
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/183987968
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック