2018年07月12日

科学技術の進んだ、内需国であり、そして人口減少している、日本でこそ試みることのできる、生産様式。第50話



こんにちは、
セミリタイア研究家

ベーシック・インカム市場の決済手段について考えていたところ、
究極的には、AI、ロボットを奴隷とし、自然の恵みを元に永続的に生まれる、
市場社会保障制度が完全に確立し、国民の共有財産となるならば、
究極的にはベーシック・インカム・マネー不要の現物支給でもいいのかも。

人は、与えられるだけになる。ならば、交換手段は不要になるのでは?

という考えにたどり着いた。

AI・ロボットの奴隷化と
ベーシック・インカム及びベーシック・インカム市場の行きつく先が
生活必需品を配るだけになるならば、それは、
「(機械労働により)無労働の社会主義」といえる。

AI、ロボットの奴隷化という生産方式を社会で共有することによる。
そこには、人間の労働者はいない。労働から解放されているためだ。
つまり、究極的には「労働のない社会主義制度」が、
ベーシックインカム市場という限定的な制度内で生み出される。

人類の最高の科学技術、最高の効率化によってもたらされる。
これは、人類が目指しているところと符合する

過去の、社会主義、共産主義国家は、人間の労働が前提にあった。
そして国主導であった。

しかし、ベーシック・インカム及びベーシック・インカム市場による
「(機械により)無労働の社会主義」は科学技術の進んだ、内需国であり、
そして人口減少している日本でこそ試みることのできる、
生産様式ではないか?
資本主義の先にある生産様式ではないか?


そしてさらに、これを、市民主体で設計するならば、
「民主主義的(無労働)社会主義」といえる。

すると、日本の1国2制度は、究極的には、
「人間主義的資本主義+民主主義的(無労働)社会主義」
となる。

一方では、完全自由経済、もう一方では、社会保障制度の進化。
AI、ロボットの奴隷化、共有化により、安心安全を得る。

この1国2制度により、人間は、自由な活動を行うことができる。
アダム・スミス的であり、同時にマルクス的でもある。
アダムス・ミス的社会内に限定的マルクス的社会がある。


建設的なご意見ありましたら、こちらへ


●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」

第1話〜第50話はこちらでご覧いただけます。


   ○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、

  「ベーシック・インカム市場」 です。


   ○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています

  1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画本棚

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