こんにちは、
セミリタイア研究家
エスカルジュニアです。
「ベーシック・インカムについて」を
考えていきます。
まずは、ベーシック・インカムの
定義について。
以前にも簡単にその定義を紹介
させていただきました。
今回は、
において紹介されている
アイルランド政府が
2002年に出した
「ベーシック・インカム白書」
が詳しく、
分かりやすい内容になっているので、
こちらを記載させていただきます。
(転載開始)
○個人に対して、どのような状況に
おかれているかに関わりなく
無条件に給付される。
○ベーシック・インカム給付は課税されず、
それ以外の所得は全て課税される。
○給付水準は、尊厳をもって生きること、
生活上の真の選択を行使することを
保障するものであることが望ましい。
その水準は貧困線と同じか
それ以上として表すことが
できるかもしれないし、
「適切な」生活保護基準と同等、
あるいは平均賃金の何割、
といった表現となるかもしれない。
(1)現物(サービスやクーポン)ではなく
金銭で給付される。
それゆえ、いつどのように
使うかに制約は無い。
(2)人生のある時点で一括で
給付されるのではなく、
毎月ないし毎週といった
定期的な支払いの形をとる。
(3)公的に管理される資源のなかから、
国家または他の政治的共同体
(地方自治体など)
によって支払われる。
(4)世帯や世帯主にではなく、
個々人に支払われる。
(5)資力調査なしに支払われる。
それゆえ一連の行政管理や
それに掛かる費用、
現存する労働へのインセンティブを
阻害する要因がなくなる。
(6)稼働能力調査なしに支払われる。
それゆえ雇用の柔軟性や
個人の選択を最大化し、
また社会的に有益でありながら
低賃金の仕事に人々がつく
インセンティブを高める
(例えば現行の日本の生活保護では、
個々人ではなく世帯単位で給付される。
その給付を受けるためには、
所得や資産などを調べる
資力調査を受けなくてはならないし、
稼働能力の有無も問題となる)
(転載終了)
となっています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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〜目次〜
●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」
日付の古い順になります。
○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、
「ベーシック・インカム市場」 です。
○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています。
○序
○第一部(ベーシック・インカム市場)AI+BI(ベーシック・インカム)+KY(倹約)
○第二部(ベーシック・インカム)
で夢のセミリタイアを。



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