こんにちは、
セミリタイア研究家
エスカルジュニアです。
2016年は、本との出会いに恵まれました。
求めていた問いに対するヒントとなる
本が数冊現れてくれました。
「読書」から思う、
現代日本に生きていることの幸運。
様々な本を読むことができるのは、
思想・科学を発展、進化、
再構築し、言語化してくれた人がいるから。
現代日本語を通して、
洋の東西の書物を読むことができる。
それは、翻訳してくれた人がいるから。
古典を読むことができる。
それは、現代語訳してくれた人がいるから。
複合技として、
他国の古典を読むことができる。
それは翻訳そして現代語訳を
してくれた人がいるから。
そのため、現代日本語の理解力で
様々な国の、様々な時代の
考え方に触れることができる。
あえて自力で、他国の全ての
外国語、古語を学ばなくてもいい。
これらの人たちの
好奇心・努力・対話のおかげで、
これら「知の資産」に
手軽にアプローチできる。
そして、発展したインフラにより
本がすぐ近くに沢山ある。
また
多くの賢人たちにもまれて、
「原理」化している思想、法則があり、
その「原理」化している
思想、法則から思考をはじめられる
ということは、近道ともいえる。
これらの幸運に感謝。
ただ、手軽にアプローチできるという
便利さの反面、
「疑う」ことも必要なのでは。
翻訳そして現代語訳が
元の概念との違いから
今の日本人仕様になっていたり、
翻訳、体系化の作業が、
誘導的に行われていたり。
そもそも、
科学技術、思想が進展している
のにも関わらず、
多くの人たちが「幸福」でないならば、
そもそも、
「原理」に間違い・ずれがあるのでは。
とか。
来年も、
現代日本に生きていることの
幸運を感じつつ、
一方で疑いつつ
読書をしていきます。
最後まで読んでいただきありがとう
ございました。
で夢のセミリタイアを。


