こんにちは、
セミリタイア研究家
エスカルジュニアです。
毎月読んだ本の中で面白かった本について
記録しています。
11月に4冊
読みました。
その内で面白かったのは、
「明治維新期において、あの福沢諭吉の
『学問のすすめ』と肩を並べる
大ベストセラーがあった。
それが、中村正直による
『西国立志編(1871年・明治4年)』
である。
『西国立志編』は、イギリスのスマイルズの
書いた『自助論』の翻訳である」
「西洋で成功した人たちのノウハウが連綿と
記されている。彼らの成功哲学が
日本中で読まれ、その成功哲学に
触発されて、有名無名の数多くの
人々が、明治維新の飛躍的発展を支え、
築き上げていったのである」
内容の面白さとは別に、
興味深く感じたことは、
明治の草創期に
ベストセラーとなるほどに西洋書の翻訳書が
受け入れられる国民(江戸末期)の
知的水準の高さ。
そして、
洋の東西、遠く離れていたにもかかわらず、
同じ島国である日本とイギリスの価値観で
似ていた部分があったこと。
江戸末期には、単なる読み書きではなく、
国民の間には、近代につながる
日本独自の思想が育っていたので、
そのため、中村正直が、
スマイルズ「自助論」で共感したことは、
当然、当時の国民は共感するのだろーね。
な〜んて想像したりしていました。
その内容についてですが、
「西国立志編」は明治新政府にとっては、
おすすめの1冊だったのでしょう。
セミリタイアすることを目指す
=自立する
ことと考えるエスカルジュニアにとって
「自助論」
おすすめです。



で夢のセミリタイアを。