こんにちは、
セミリタイア研究家
エスカルジュニアです。
サラリーマンを辞めると
国民健康保険に移行する人が
多いと思います。
セミリタイアしている人の多く
(もちろんエスカルジュニアも)は、
国保ではないでしょうか?
2018年度から、国保の運営主体が
市町村から都道府県に
移行することに・・・。
(転載開始)
2016/11/05 日本経済新聞
国保料の格差是正、道試算、18年度以降、運営主体移行で。
北海道は自営業者などが
加盟する国民健康保険(国保)の
2018年度以降の保険料について、
各市町村ごとに分けた試算結果を公表した。
同年度から
国保の運営主体が
市町村から都道府県に
移行することを受けた。
モデル世帯
(所得200万円・夫婦2人)の場合で
保険料の上昇率が最も高いのは幌加内町で、
16年度比2・3倍だった。
下落率が最も高いのは
同33%減の天塩町だった。
モデル世帯での保険料が最も高いのは
増毛町の43万5600円、
最も低いのはニセコ町の
33万4700円だった。
格差は約10万円で、
16年度の最高額(天塩町)が
56万9600円、
最低額(幌加内町)が16万5600円と
格差が約40万円なのと比べると
4分の1に縮まる。
保険料が増加するのは93市町村、
減少するのは82市町村だった。
国保の運営主体を都道府県に移す背景には、
財政基盤を大きくすることで安定運営を
確保する狙いと、医療費や所得水準の
違いから各市町村ごとにばらつきが
大きい保険料を平均的な水準に
近づける目的がある。
ただ、運営移行後も保険料の決定権は
市町村に残る。
道による試算額は参考値との位置づけだ。
(転載終了)
この記事によると、
16年度 天塩町民
(所得200万円・夫婦2人の世帯)は
国民健康保険を
56万9600円払っている。
18年から39万円位になる。
(16年度比33%減)
16年度 幌加内町民は
国民健康保険を
16万5600円払っている。
18年から38万円位になる。
(16年度比2.3倍)
もし、幌加内町でセミリタイアしていたら
(所得あり・国民健康保険の場合)
年間22万円弱の社会保険料アップ。
また、天塩町でセミリタイアしていたら
(所得あり・国民健康保険の場合)
年間18万円弱の社会保険料ダウン。
ということ。
ふーん、大変だなー北海道の人は。
などとのんびりしているわけには
いきません。
国保の運営主体が18年度に
市町村から都道府県に
移行することによる。
全国レベルの話。
今払っている国民健康保険が
都道府県平均より低ければ、高くなり
都道府県平均より高ければ、低くなる。
ということだと思うのですが・・・。
ただ、
保険料の決定権は市町村に残る。
道による試算額は参考値との位置づけだ。
ということなので、
高いところは高いまま。
低いところは高くする。
ということがおきなければいいのですが。
2018年度に
自営業タイプのセミリタイア生活の場合
(もちろんセミリタイアでなくても)
大きく国保料が増減するかも
しれません。
エスカルジュニアは、移住を検討して
います。
現時点でも、居住する市町村によって
支払う国民健康保険料が大きく違うため、
(上記記事のケース、
幌加内町と天塩町の間では
年間40万円の差)
移住先の検討の際に
国保は大きなウエイトを
占めています。
都道府県に移行した場合の
国保の運営が、不透明ならば、
移住地により、
国保の金額がどれほど
変わっていくのだろうか?
(現在より減ることはなさそう)
といった2018年度の
不安要素があるため、
もし
2017年度に移住したとしても、
暫定的、流動的になるかも。



で夢のセミリタイアを。