こんにちは、
セミリタイア研究家
エスカルジュニアです。
「NHKスペシャル マネーワールド 資本主義の未来(1)」
をみました。
内容は、
『資本主義は「長期の停滞」に陥っている。
それは、どうも不況ではなく、
資本主義の根幹の異変のようだ。
資本主義の原動力が止まった。
原因は、
まず、地理的フロンティアの消失。
地球上に新しい未開の地がなくなった。
そこで、
新たなフロンティアとして、考えられたのが
「金融空間」
それも、リーマンショックで限界に。
成長が止まったため、大企業の不正が多発。
成長のため会社から厳しい目標を与えられて、
不正に手を染めるしかなかった。
「スーパー資本主義」という異質な世界に変貌。
そこでは、大企業がつぶれるリスクから
逃れるために不正に走る。
もう成長できないのか?
成長のカギはイノベーション。
そのカギは2つ
○人工知能・AI
○シェアリングエコノミー
(新たな資本主義)
シェアリングエコノミーによる
創造的破壊が生まれている。
シェアリングエコノミーがこれまでの
ビジネスを壊し始めている。
たとえば、民泊による、
既存ホテル経営への圧迫等』
というものでした。
シェアリングエコノミーは、
市民が主体の経済。
CtoCが成長のカギになってきている。
人は、これまで資本主義の進展の中、どうしてきたのか、
これからどこに行くのか?
について考えてみました。
大雑把には、
人は、
産業革命以前 地域にいた(自営農、小作農)
産業革命後 地域から工場へ(工場労働者)
ロボット化 工場からオフィスへ
AI化 オフィスから追い出される
といった流れでしょうか。
日本も同様のルートをたどってきている。
人は、自らの手で
経済を成長させるためにAI化をして
「スーパー資本主義」で人を締め出す。
締め出された人は、
「新たな資本主義」として
のシェアリングエコノミー(市民が主体の経済)
にその居場所を求める。
成長のために無限の破壊があるのならば、
その「新たな資本主義」が、「スーパー資本主義」を
壊すことになるのか?
それとも逆?
その過程では、
AI VS 人
だんだんSFの世界の話みたいになってきました。
人は、
シェアリングエコノミー(市民が主体の経済)
を「新しい資本主義」として
生活の基盤としていくのならば、
自分たちの手で、
売るものとしての商品・サービスを
生み出さなくてはいけなくなります。
つまり、自立すること。
「新しい資本主義」は、
人が自立して生きていくことを求める
ということならば、
「昔に戻れ」
ということなのかもしれません。



で夢のセミリタイアを。