こんにちは、エスカルジュニアです。
今話題の「働き方改革」は
・長時間労働の是正
・量より質
・残業を減らして、家庭へ
その結果
・女性の働く機会を増やす
・高齢者の働く機会を増やす
・外国人の働く機会を増やす
と一見、見栄えの良さそうな内容ですが、
大企業の経営者が「働き方改革」へ
意欲を高めていて、
『「裁量労働制の拡大」
「脱時間給導入」
といった施策の推進を政府に期待している。
官・民が連携し
生産性を向上させることが
競争力強化に不可欠との危機感』
となると話は変わってくる。
大企業の経営者が積極的というところが
誠にあやしい。
本当の目的は、経営者側のコスト削減。
その証拠に同一賃金、同一労働の実現
には消極的。
そもそも「働き方改革」って、
労働者側から生まれる考え方では?
労働者側が考える=働き方改革
ならば、
経営者側が考えるのは、
「働き方改革」ではなく、
「働かせ方改革」
正社員が減り、労働者側にたつ
労働組合は弱体化しているので、
労働者側から「働き方」を改革することは困難。
経営者側からのコスト削減としての
「働かせ方改革」を進めることで、
競争力を保とう。
という経営側による作戦。
それは、
人口減少で、労働力人口が減るとともに、
消費者人口が減る。
売上が上がらないなら、
コスト削減し、利益確保しよう。
高い人件費のサラリーマンの賃金削減
かわりに安いコストの非正規社員増やそう。
さらに安いコストの人が欲しい。
家庭の女性や、高齢者、外国人を使おう。
サラリーマンの人件費をもっと下げた上で。
合言葉は「1億総活躍社会」(今)
でも同一賃金、同一労働では
コスト下がらないからダメー。
(今後)
もっと安い労働力はないか。
日本は、人口減るし、代わりの労働力をどうする?
今後はAI・ロボットにシフト。
多くの仕事がAI・ロボットができるようになり、
ほとんどの人間はクビー。
「働かせ方改革」を考えなくてもよくなって、
楽になったー。
経済成長を目指している限り、
この流れは変わらない。
では、どうすればいいか?
本当に「働き方改革」をしたいのなら、
とても簡単にできる。
簡単です。
多くの家計が
給料はほとんど消費に使っている(貯金できない)
とするならば、
労働=消費
なので、
労働減らす=消費減らす
消費減らす=労働減らす
ということ。
「消費減らした分、働かなくてよくなる。
本気で20%残業を減らしたいのなら、
消費を20%減らせばいいだけ。
つまり自発的賃下げ(消費抑制)により、
労働時間短縮」
欲望を減らして、残業減らす。
ということ。
「皆で質素に生活し、無理してまで
働かない仕組みをつくればいい」
これを労働者=消費者がやると同時に
国がやることとは。
国・世界が本気で労働者の体を心配して
「働き方改革」をするのなら
GDPのマイナス成長を目指すようにすればいい。
企業が増益したら、罰金とか?(笑い)
今年は、増益するとまずいから、ロボットはやめて、効率悪くしようか。
来年は、増益するとまずいから、非正規を正規社員にしよう。
再来年は、増益するとまずいから、賃上げしよう。
これで、国の所得税収もあがるし、
労働者は安心して働ける。
エスカルジュニア流「働き方改革」は
人間にとっては、いい流れになりそう。
経営者は困るかもしれませんが・・・。
そんなの無理だよ。
と思われるかもしれませんが、
皮肉なことに、
『消費減らす=労働減らす
消費減らした分、働かなくてよくなる。
本気で20%残業を減らしたいのなら、
消費を20%減らせばいいだけ。
自発的賃下げ(消費抑制)により、労働時間短縮』
は、長期的には、現在進行中です。
皆、将来不安等から消費を控える行動をとっているため、
経営側が労働時間を減らそうというのは、
当然の動きともいえます。
それならば、自分たちの手で
『皆で質素に生活し、
無理してまで働かない仕組みをつくればいい』
のではないでしょうか?
あとは、国や世界が、
『無理な右肩あがりの経済成長を
目指すことをあきらめてくれればいい』



で夢のセミリタイアを。