こんにちは、エスカルジュニアです。
逆境ってあまり来てほしくないですよね。
でも、来ちゃうんですね。
エスカルジュニア夫婦は、苦しい時期、
追い込まれる時期
が何度もありました。
なんとか、ギリギリで踏みとどまった
ことも何度かあります。
その時は、もう駄目だーと
おもってしまうのですが、あきらめずに、
わらをもすがる思いで必死になって
いるとなんとか道が開けてきた。
(ちなみに妻は、何故か、
徹底して追い込まれないと
逆境を感じない体質のようで、
小さい逆境にはかなり寛容です。
あまり逆境に気付かないというのも、
ある意味幸せですが・・・笑)
何度も逆境を味わうと、
比較的安定しているときでも
また、来る。
絶対来る。
逆境さんが来るよー。
って思うようになるんですね。
たまに自宅の電話にかかってくる
営業電話みたいなもんで。
セミリタイア生活をしている今でも、
今度は、どんな逆境さんがくるんだろう
と思いをめぐらしながら生活しています。
あ、でも、悲観的ではないですよ。
びくびくはしていますが。
人間は過去の悪い記憶でも、
時間の経過がいい記憶にかえていく
性質があるらしいですね。
確かに、思い返してみると、
逆境だった時って1人で乗り切ってきた
わけではないんですね。
誰かが、助けてくれたり、
手伝ってくれたり、ヒントをくれたりした。
それもいい思い出というか。
だから、逆境を乗り越えると
癖になるんですよね。
マゾではないと思いますが・・・笑。
よく大きな失敗をしても
立ち上がっていく人って
いるじゃないですか。
積極的逆境はごめんですが、
私は逆境によって、自分の中に
新しいフロンティアが生まれると思っていて、
逆境が発生する度に
知識、経験を増やしながら
どんどん成長していく。
まるで、コップのサイズが
大きくなるように
逆境によって成長していく。
でも、逆境は疲れるから
あまり逆境には来てほしくない。
うーん、悩ましいですね。
脳をだまして仮想逆境を作るようにして
成長できればいいのですが、
どうしても、
1人だと楽をしたがります。
そんなときは、やはり
人や習慣といった環境作りが
大切だと思います。
本などを読むと思うのは、
エスカルジュニアはまだ、
背負うものが小さかった
のですが、
大きなものを背負って
もっと大きな逆境を経験している
多くの人がいて、共感します。
今は、私たち夫婦の今後の
逆境シミュレーションをしていくと同時に
社会に逆境がくる場合に備えて、
乗り切る方法についていろいろと
思いをめぐらせています。
最後に菜根譚にある
逆境への備え方を紹介します。
「衰颯(すいさつ)の景象は
就ち盛満の中に在り、
発生の機緘(きかん)は
即ち零落の内に在り。
故に君子は安きに居りては、
宜しく一心を操りて
以て患を慮(おもんぱか)るべく、
変に処しては、
当に百思を堅くして
以て成るを図るべし」
訳
(ものごとの衰える兆しは、
最も盛んで満ち足りている
ときにあり、
新しい芽生えのはたらきは、
葉の落ちつくしたときに
もう始まっているのである。
君子たるものは、
無事平安な時には、
本心を堅く守って
患難に備えておき、
また、異変に遭遇した時には、
忍耐を重ねて事業が成功することを
図るべきである。)



で夢のセミリタイアを。