2015年12月02日

2015年11月の読書記録(1)(『菜の花の沖』司馬遼太郎)

こんにちは、エスカルジュニアです。

毎月読んだ本の中で面白かった本について

記録していきたいと思います。

11月は14冊。

その内で面白かったのは


高田屋嘉平の物語

高田屋嘉平は江戸時代後期の

淡路島生まれの、廻船業者。


船乗り

  ↓

廻船商人

  ↓

蝦夷地・箱館進出

  ↓

国後・択捉間航路開拓

  ↓

ゴロ−ニン事件で日露交渉の間に立ち
解決に貢献

という展開。


鎖国状態にあった日本(江戸時代末期)と

ロシアの間で緊張状態が発生。

そこに偶然登場することとなった嘉平。

ロシアのディアナ号副艦長リコルドとの

言葉が通じないという困難の中

互いの人間性を基礎とした

信頼関係構築によって

ゴロ−ニン事件を解決に導く。

といった内容。


江戸時代末期の幕府の統治体制が

商人の視点からリアルに描かれています。

江戸時代の物流手段としての廻船。

現在では、国内の物流手段といえば

道路、鉄道と当たり前のように

考えていたので、海からの視点は

とても新鮮に感じられました。

また、嘉平が様々な出会いを通じて

海商として成長していく様子、

商人としての考え方に

自分が脱サラ起業した当時を重ね合わせ

嘉平に共感を持って読み進めていきました。



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で夢のセミリタイアを。
posted by エスカルジュニア at 08:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ●アリリタ生活(少欲)
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