2015年09月12日

世界中が右肩上がりを目指すことで、自然(地球)に対し負荷をかけている。

こんにちは、エスカルジュニアです。

人間はもともとは

自然を畏怖し、また敬い、

他の生物と共存して生きていた。



人間は自然から恵みとして

獲物を得る一方、

他の生物に襲われたり、

気候の変化等によって

厳しい環境の中で生活していた。



そういう環境の中、どうやって

安心安全に暮らすかを追求してきた。

はじめは農耕、牧畜等といった、

コントロールできる領域を作り、

やがて技術や産業の進歩により

都市で生活するようになってきた。

そしてコントロールする領域

(社会システム)を拡大。


人口が増え、

現在その領域は地球中に広がっている。



人間は

コントロールし続けることが可能なのか?



自然災害や原発事故、金融不安等を

目の当たりにして

想定外という言葉を聞くたびに

コントロールされている(と思いこんでいる)

都市の限界を感じる。




過去に地球上では、数回の

生命の絶滅期が

あったといわれている。


コントロールされていると

思い込んでいる環境の

前提となる過去の事例も

日本だけに絞り、

長めにみても過去数百年位。



それは地球の歴史からするととても短く、

その自分たちの思いこみをはるかに超える

想定外の環境が発生したらひとたまりもない。


ましてや、自分たち自身の手でその原因

を生み出しているとしたら・・・。


都市化により、自然と切り離されて生活

する期間が長くなり、


自然(地球)に対する畏怖、恵みへの感謝

といった態度が希薄になってしまっている。


もっというと

自然からの恵みが経済にすりかわって

しまっている。


その経済すら金融つまりお金に

振り回されるようになってしまった



安全、安心に暮らす技術、インフラを

長期間にわたる試行錯誤の末に

つくってくれた先人達に感謝し、


それを引き継いでいく必要がある。



一方で、弊害として自然(地球)の中に

住んでいるにもかかわらず、

自然(地球)から切り離されて

しまっているために

自然(地球)からのギフトを

感じることができなくなってしまった。

そして世界中が

右肩上がりを目指すことで

自然(地球)に対し

負荷をかけている。

これらに歯止めを

かけていけないのだろうか?




個人的には、

参考にしようと思っているのは、

循環型社会で大きな戦争も

なかった江戸時代。

その中で高度な文化も生み出していた。

人々はシェアしていた。

また、多くのマイクロビジネスが

行われていた。


日本の歴史には、そういった経験もある。


一方では、現在、先進国として

地球に負荷をかける

原因にもなっている。


これらの体験をしている日本は

資本主義、民主主義を新たな形にして、

地球と共存できる

ようにするために

貢献していくべき立場に

あるのではないでしょうか?



では、私自身、何をするのか?

学ぶ。

無駄な物への支出をしない、

強欲にならない。

足るを知る。

こと。



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で夢のセミリタイアを。
posted by エスカルジュニア at 10:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | ●アリリタ生活(少欲)
この記事へのコメント
将来展望をまじめに考えていらっしゃいますね。

日本の国土だけで持続可能な人口は、江戸時代の技術に
最先端技術を駆使して4500万人位かと思っています。
長期予想を見ると、日本の人口は、大局的な観点からは
うまくコントロールしている気がしますね。

今後は、江戸時代のように自然を活かしながら、通信、
気象衛星、最小の交通機関、情報公開などは進化し、
うまく共存する社会になると思います。
ちなみに、昨年暮れの環境展の講演は、化石燃料から
木燃料への転換で、地方の雇用促進をかね28兆円の燃料
輸入費削減を、国策で進めるという内容でした。
Posted by sanou at 2015年09月12日 14:36
sanouさんへ

コメントありがとうございます。

世界、日本もまだまだ右肩上がりの成長を目指しているので、やがては地球(自然)を食い尽すところまでいってしまうのではないか?

また倫理観の欠如した右肩上がりを目指す科学技術が、コントロール不能になりしっぺ返しを受けるのではないか?

といった懸念があります。

エネルギーについてですが、化石燃料から木燃料への転換は、先祖返りの方向性ですね。

夕張市でも炭鉱ビジネスが再び動き出していると報道されていました。

持続可能性ということも加えると、マイクロ水力発電(水車)や風力発電(風車)といった、もっと先祖へもどっていくことや

地熱などの日本特有の自然の恵みを活かしたエネルギー等多様化することが、

国の安全保障にもつながっていくのではないでしょうか?

Posted by エスカルジュニア at 2015年09月12日 16:55
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