2015年09月08日

セミリタイア夫が日本の人口予測を見て思うこと。

こんにちは、エスカルジュニアです。

(国土交通省「国土の長期展望」中間とりまとめ)で

長期の日本の人口予測をみてみます。

日本の総人口は、2004年をピークに

今後100年で

100年前の水準に戻っていく。


それによると人口は

江戸幕府成立時

(1603年)1227万人

江戸時代・享保の改革頃

(1716年から45年)3128万人

明治維新時(幕末)


(1868年)3330万人

終戦時

(1945年)7199万人

ピーク時

(2004年12月)12784万人

今後

(2050年)9515万人

(2100年)高位推計6407万人
       中位推計4771万人
       低位推計3770万人


江戸時代末(明治維新時)の3330万人から

100年強で爆発的に人口が増え、

2004年にピークの12780万人になり、

今後100年で江戸時代の人口に戻っていく。


これから人口は急激な右肩下がりの

カーブを描いて減少していきます。

人口の変化から将来を予想するのは、

割と簡単かもしれません。


思いつくことを勝手気ままに書いてみると


需要が減る。

空き家が増えていく。

不便な地域が衰退する。

労働人口減少の流れの中で経済成長厳しい。

国の借金の国民1人当たりの額が急増する。

社会保障費原資が減る。

土地の値段が下がる。(広い家に住める)

渋滞がなくなる。(休日ゆったりできる)

エネルギー使用量が減る。(原発不要)

国内の二酸化炭素排出量減る。

ゴミが減る。

会社内のポストが空く?(出世できる?)

大家族に戻る?

等。

経済以外については、

悪いことばかりともいえません。


国内の人口が急激な右肩下がりで減少するため、

右肩上がりを目指して無理をすると

弊害が増えることになるのではないでしょうか?



早めに取り組むこと、

それは人口は減少していくということを

受け入れた上で、

幸福のありかたを見直していく。



バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)こちらもどうぞ



で夢のセミリタイアを。
posted by エスカルジュニア at 12:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | ●アリリタ生活(少欲)
この記事へのコメント
エスカルジュニア様、はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいています。

国土交通省の「総人口の長期的推移」の長期的なグラフ
を見ると、現在は人類が一番栄えた極めて特別で短い期間
のようですね。
この急激な右肩上がりと、ピーク時を実感でたので、今後、
急激な右肩下がりがどうなるか非常に興味深いです。
けっこう落ち着いた社会になっていくような気がします。
Posted by sanou at 2015年09月08日 14:39
sanouさんへ

コメントありがとうございます。

このグラフをみると自分たちの生きてきた右肩上がりの時期はピークを過ぎ、

これからは、激しい社会の変化が起きる可能性を感じさせます。


その変化をどうとらえて、どう対応していくのかが求められるのかもしれませんね。

日本の資本主義や民主主義も変化が求められるのではないでしょうか?

こういう変化が現れている今、

これからの日本をどうしていくのか、また

世界にどう影響を与えていくのか

といったことについて

真剣に議論していくことが必要ではないかと思います。
Posted by エスカルジュニア at 2015年09月10日 13:21
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