こんにちは、エスカルジュニアです。
昨夜
「NHKスペシャル 老人漂流社会
親子共倒れを防げ」
を見ました。
高齢の年金で暮らしている親と
職のない(低収入で自立できない)
中年になった子供が
同居することで、生活の困窮・病気等の
問題発生により
共倒れになってしまう。
高齢の親が心配な子供。
親は子供がいると安心だけど、
子供と生活することにより自分の生活が
厳しくなってしまうジレンマ。
解決のために行政は、問題のある
世帯について親との同居を解消して、
親を施設に入居させて生活保護を
受けられるようにする
といった事例も紹介されていました。
背景にあるのは、非正規社員の増加、
地方社会の疲弊による雇用不安。
解決のためには、国が対応をすべきと
の専門家による意見。
印象的だったのは、どの世帯の親も子も
「思うようにいかない」
「こんなことになるとは思わなかった」
と口を揃えて話されていました。
以前は、コミュニティーや家族、
会社等が機能していたが、
核家族化、個人化が進み、
自分の責任で対応しなければならない
社会となってしまっている。
非正規社員増加、高齢化の進展で
個々の世帯の余力がなくなってきている。
そして最終的なセーフティーネットが
国だけになってしまっている。
その頼みの国も財政が厳しくなっている。
生活保護等、社会保障費が上昇すると
さらなる増税の必要が生じ、
そこから、また生活が困窮する世帯を生み出し、
また、保護して・・・
といったスパイラルが生じる。
親子共倒れから
日本総倒れになる
かもしれません。
では、どうする?
国に頼ることができなくなるなら、
会社に雇ってもらえないなら、
何とか自分で食っていく方法(自立)
を探すしかないのかも。
例えば、
自営業(マイクロビジネス)。
お金を必要としない生活(自給自足)。
新たなコミュニティーをつくる(移住等)。
等。
黙って待っていても助けはこない
のならば、自ら声をあげ、立ち上がる。
しかない。
そうなる前に、
「こんなことになるとは思わなかった」
とならないように
問題が発生することを想定して
準備をしていくことが、
今後、地球で生きていく
ために必要ではないでしょうか?



で夢のセミリタイアを。