こんにちは、エスカルジュニアです。
サラリーマン→自営業→セミリタイア
という人生を進んできています。
セミリタイア生活をしている今現在、
「幸福感」について感じることが、そのまま
今日の新聞記事にありました。
紹介させていただきます。
(記事転載開始)
2015/05/14 日本経済新聞 朝刊
幸福度を測る(8)横浜市立大学教授白石小百合―稼得以外の方が持続
幸福度の研究で今、話題なのが、一時的な快楽と持続的な幸福感の違いです。
所得から得るうれしさは快楽にあたります。当初は幸福感が上昇しますが、すぐに元の水準に戻ります。一方、家族と過ごすことや趣味など、所得に必ずしも直結しない活動は持続的な幸福感を高めるのに役立つというのです。
スイスの政治経済学者ブルーノ・フライは、人間は効用の予測を誤ってしまうと主張しています。家族との時間など本質的な価値をもっている活動を過小評価し、お金や地位などの外面的な価値から得るリターンの方が大きいと勘違いしがちで、その結果、幸福度が低下するのです。
米国の法学者デレック・ボックは、教育の活用を提案しています。最近の米国は仕事に直結した教育に重点を置くため、高校以下の教育現場はテストの点数引き上げを目指し、算数・英語以外の科目の学習時間を減らす傾向にあります。しかし、幸福の観点では、芸術などの教養教育と、スポーツなどの課外活動に重点をおくべきだとしています。
大学でも卒業後の所得稼得能力の向上に大きな期待が寄せられていますが、富裕になることを重要な人生目標とする人の幸福度は低いことが分かっています。ボックは金銭的成功を目標と掲げる大学教育に疑問を投げかけ、高等教育の役割は単に所得を得るための技量の習得だけでなく、「より良い人生」を送るために何をすべきか考える機会を与えることだといいます。
所得から得るうれしさは快楽にあたります。当初は幸福感が上昇しますが、すぐに元の水準に戻ります。一方、家族と過ごすことや趣味など、所得に必ずしも直結しない活動は持続的な幸福感を高めるのに役立つというのです。
スイスの政治経済学者ブルーノ・フライは、人間は効用の予測を誤ってしまうと主張しています。家族との時間など本質的な価値をもっている活動を過小評価し、お金や地位などの外面的な価値から得るリターンの方が大きいと勘違いしがちで、その結果、幸福度が低下するのです。
米国の法学者デレック・ボックは、教育の活用を提案しています。最近の米国は仕事に直結した教育に重点を置くため、高校以下の教育現場はテストの点数引き上げを目指し、算数・英語以外の科目の学習時間を減らす傾向にあります。しかし、幸福の観点では、芸術などの教養教育と、スポーツなどの課外活動に重点をおくべきだとしています。
大学でも卒業後の所得稼得能力の向上に大きな期待が寄せられていますが、富裕になることを重要な人生目標とする人の幸福度は低いことが分かっています。ボックは金銭的成功を目標と掲げる大学教育に疑問を投げかけ、高等教育の役割は単に所得を得るための技量の習得だけでなく、「より良い人生」を送るために何をすべきか考える機会を与えることだといいます。
(記事転載終了)
人間は効用の予測を誤ってしまう。
そうなんです。お金は目に見えるし、
お金を使って物を買うと一時的に
欲求がみたされる。
そのお金を得るために
家族との時間・趣味の時間など本質的な価値を
もっている活動を犠牲にして働くことになる。
お金や地位などの目に見える価値から得る
リターンを幸せと勘違いして、
その結果、幸福度が低下する。
お金が全てなのか?
お金は幸せのための道具なのか?



で夢のセミリタイアを。
はじめまして、少し前から訪問させていただいております、よろしくお願いいたします。
以前何かで読んだ記憶なのですが、「お金で自由を買えない、しかしお金が無いと確実に自由を奪われる」のようなことだったと思います。
現代社会を生きるにあたって完全自給自足は非現実的なので等価交換の役割である「お金」は必要不可欠です、お金そのものは良くも悪くもない便利なものとして振り回されないように生きたいです。でも大好きです。(*^_^*)
コメントありがとうございます。
管理画面でコメントが入っていないようになっていたため、返信が遅くなってしまいました。
すみません。
「お金は目的ではなく手段です。」
私もそう思います。
何かをしたい。その何かのために、お金を稼ぐ。
その、何かをしたい。をあきらめずに、工夫してあげることによって、
目的を達成するために必要なお金の量を減らす。
そうすると、手段が小さくて済む。
その手段が小さくなった分、時間が生まれる。
私は、そういうサイクルを作っていきたいです。
私も、お金はもちろん好きです(笑)