2023年03月24日

生活の「量」が小さくなっても、生活の「質」が変わらないワケ。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


20代後半で、はじめてマンションを購入して新生活をはじめました。
我が家は、その後4回住みかえをしています。
住みかえる度に住まいのサイズがどんどん小さくなっています。

所有するモノの「量」が圧倒的に減りました。
それでも生活の「質」はほとんど変わりません。
というより、上昇しています。

この、生活の「量」が小さくなっても、生活の「質」が変わらないワケについて。

その謎を解く1つがスマホとパソコン(主にスマホ)。
家電を含め場所をとる多くのモノがスマホとパソコンへ代替、集約されているから。
スマホとパソコンへの集約により、使わなくなった、断捨離したモノを列挙してみると

●過去使ったことがあるモノからスマホ・パソコンに置きかわって、ほぼ使わなくなったモノ

・テレビ(過去のテレビ番組視聴⇒現在は、スマホ、サブスクで映画視聴)
・DVDプレーヤー
・ビデオプレーヤー
・CDプレーヤー
・カメラ
・電話

(上記にまつわる)
・取扱い説明書
・リモコン
・配線類
・充電器類


・DVDソフト
・ビデオソフト
・CDソフト
・本
・アルバム
・辞書
・マンガ
・新聞
・雑誌
・カタログ
・手紙
・住所録

家電品だけでなく、ソフトや本といった場所をとるものがなくなったことで、さらに
・本棚
・収納ケース
・テレビ台
・電話台
といった収納していた家具類も不要に。

●なくせるけれどもまだあるモノ
・腕時計
・室内時計
・電卓
・ライト
・クレカ
・ポイントカード
・手帳
・日記帳
多くのモノが、スマホ・パソコンに置きかわっています。

20代で新生活をはじめたときと比較して、
スマホ、パソコンによってのみでも、おそらく、マンション1部屋分以上の生活の「量」が集約されたのでは・・・。
これらがなくなったことで、場所代、買い替え代金、電気料金、通信・通話料金等といった金銭面での節約の他、掃除の手間もなくなりました。

その一方で、スマホ・パソコンに集約したことによるデメリットも。
一番のデメリットと考えるのは、電磁波の身体への影響。

電磁波の影響をできるだけ避けるために、以下のデジタル・デトックスも行っています。

・必要な時のみ、スマホ・パソコンを使う。
・1日の通信量に制限を設ける。
・手帳・本など使用が長時間に及ぶ媒体は「紙」を利用する。
・充電したままの状態で使用しない。
・5G携帯にしない。
・寝るときは、遠くに置いておく。一部は機内モードに。

生活の「量」が小さくなるとともに、代替となったスマホ・パソコンに制限をかけていることで、生活の「質」が変わらないことに加え、節約にもつながり、また自由な時間が増加(=労働時間が減少)しました。

スマホが当たり前の世代にとっては、もしかすると、代替される前のモノが少ないという点で、そもそもスタート地点においてモノが少ない?
とすると、モノが圧倒的に減り、自由な時間が増加(=労働時間が減少)したという感覚は理解が難しい?

モノのスペースという視点に限定して考えると、今後も、効率化が進むにしたがって、大きな住まいの必要性も少なくなっていくのかも。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ●アリリタ生活(少欲)
2023年03月23日

3時間の間、終始、「自由」について考えさせられる。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


「ある画家の数奇な運命」をみました。
素晴らしい映画に出会いました。

美しい映像、音楽、芸術、衣装と静かに進んでいく物語。
そして、この映画では、3時間の間、終始、「自由」について考えさせられることになります。

●「ある画家の数奇な運命」(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)

(ストーリー:U-NEXTから引用)

「世界屈指のアーティスト、ゲルハルト・リヒターの半生にイマジネーションを得た感動作。
ナチ政権下のドイツ。少年・クルトは叔母の影響から芸術に親しむ日々を送っていた。
だが精神を患った叔母は安楽死政策で命を奪われる。
終戦後、クルトは、東ドイツの美術学校に進学、そこで出会ったエリーと恋に落ちるが、
そこには非情な運命が待ち受けていた」

いくつかの「数奇な運命」が重なりながら進んでいきます。

1つめは、時代の流れの中で翻弄される人生・芸術面での「数奇な運命」。
時代背景としては、ナチスドイツ⇒敗戦(東西分裂)⇒東ドイツ⇒西ドイツ
社会体制としては、ファシズム⇒戦争⇒社会主義⇒資本(自由)主義
クルトの活動領域となる、芸術としては、退廃芸術の排除⇒社会主義リアリズム⇒前衛芸術?(絵は死んだ?)

自由な表現が抑圧される環境からようやく自由な表現のできる環境に転じたものの、今度は、「自由な芸術」について苦悩するクルト。

2つめは、恋愛面での「数奇な運命」。
クルトに影響を与えた叔母エリザベスに面影のあるエリザベス(エリー)との恋愛。

3つ目は、叔母エリザベスの死にまつわる「数奇な運命」。
エリーの父(義父)と叔母エリザベスとの接点。
芸術について苦悩した末のクルトの表現方法が、その接点へ。
義理父のみが知る真実に、クルトは無意識下でたどりつき、義理父につきつける。

物語が静かに進みながら、これら様々な「数奇な運命」がつながっていく。

そして、「自由」について。
社会体制によって制約をうける「自由」。

「自由があるのは、芸術だけ・・・
ゴミ収集者であろうと農民であろうと芸術家になり得る。
外からの影響を受けずに個々の力を伸ばせ。
諸君が自由でないと誰も自由になれない。
自分を解放することで世界を解放する」

ここ数年、世界規模で大きな社会の変化が起きている。
歴史は繰り返される。
この社会の変化の隙に乗じて、(「自由」とは逆の)誤った方向に進んでしまっていないだろうか。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 07:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ○「請願」と2030年の目標
2023年03月21日

アーリーリタイア生活に入った今、ビジネス(リスク)抜きで、もっとアートに魅了されてみるのもいいかも。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」をみました。

●「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」(クラウス・ハロ監督)

(ストーリー:U-NEXTから引用)
「1枚の絵画が老画商の心に火を灯し、未来と過去を照らし出す。
人生を美術品に捧げ、家族は二の次だった美術商・オラヴィ。
引退も間近かに迫ってきたある日、彼は疎遠だった娘から頼まれて問題児の孫・オットーを預かることになる。
そんななか、オラヴィはオークションハウスで出会った作者不明の絵画にひと目惚れする」

映画の内容というよりも、この映画を通して、自分の過去を振り返り、そして今後について考えてみたいと思います。

エスカルジュニアは、脱サラ・起業後にビジネスを模索していった結果、徐々に「画商」的というか、この映画の「オラヴィ」的なビジネスが形成・展開されていきました。

この映画の「オラヴィ」にとても近い心理状況でビジネスをしていたために、「オラヴィ」の目線が過去の自分の経験と重なって、ドキドキしながら見ていました。
ただ、おそらく、エスカルジュニアだけが、「オラヴィ」に近いのではなく、自らビジネス、投資を行っている人は、共感できる部分があるのでは?

販売する商品を仕入れるにあたって、
・リスクが一見高そうなため、競合相手から相手にされないような商品
・手間、暇がかかりそうなため、競合相手から相手にされないような商品

こういった商品の問題を何とか解決することで仕入れ、利益を出す。
仕入れは、「投機」にもなりうるし、「投資」ともなる。
ただ、この「投機」と「投資」は紙一重。
そういう点で、ギャンブルに陥る危険性を秘めている。

解決策をみいだし、リスクを人より下げられれば、利益を得られ、安定した「投資」とできる。
その裏づけが得られば、完全とはいかないまでも多少安心して仕入れることができる。
(これは、不動産投資でも同様だし、紙の投資でも同様だと思う)

この仕入れと同時並行的に考えるのが、資金繰りと販売先をどうするか。
(これも、販売先を出口戦略と考えれば、不動産投資、紙の投資でも同様)

この過程がこの映画では、詳細に描かれていく。

さらに、オラヴィの取扱い商品ジャンルは「絵画」という特殊なカテゴリー。
絵画に魅了され、人生を捧げられるほどに夢中になるがゆえに家族を顧みてこなかったのが、これまでのオラヴィの生き方。

「名前を失くした肖像画」を媒介にして、最晩年でこの2つ(仕事と家族)がつながっていく様子が美しく描かれている。
ハッピーエンドといえるか分からないが、個人的には、ビジネスの引退問題と家族の問題、仕事の集大成といった点では、ハッピーエンドと思う。

孫・オットーも祖父と同様、ビジネスの素質がある。
エスカルジュニアは、オラヴィに似たビジネス環境の中で何とか生活できていたということは、素質(?)がある(当時はあった)のかも。

今は、その素質は、封印し、アーリーリタイア生活に入っている。
その素質を封印しているのは、ビジネス(リスク)をとらなくても生活できる状況になっているというのが一番の理由。
そして、オラヴィ同様、ビジネス・投資にのめり込むことで、家族の問題を引き起こすかもしれないし、また、「投機」に陥って、それを重ねることで自滅してしまうかもしれないからというのもある。

アーリーリタイア生活に入った今、ビジネス(リスク)抜きで、オラヴィ、オットーのようにもっとアートに魅了されてみるのもいいかも。
そう考えているからこそ、この映画に出会えたと思う。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 08:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〇アーリーリタイアとは?
2023年03月16日

社会が緩和の方向性に向かっていると判断して、やりたいリストの一部未公開項目を公開することにします。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


今年は、試みとして、やりたいことリスト(32項目)をつくり、これらの実現をめざしています。
32項目の「イベント」と「課題」について、年初は、まだ、コロナの情勢が不透明だったため、一部未公開とし、実行できたものから後付けで随時公開していました。

コロナ情勢、社会が緩和の方向性に向かっていると判断して、このやりたいリストの一部未公開項目を公開することにします。

A:(食・栄養・健康関連)7項目

1、自主健康診断をはじめる
2、栄養素分析を年1回以上実施
3、身体のメンテナンス
4、食の生産者さんをもっと知る
5、自然栽培からの摂取比率を高める
6、クラッシュミルサー活用
7、キッチンバサミ活用

B:(旅・自然関連)

1、【未公開・随時公開】⇒近郊旅行
2、【未公開・随時公開】⇒道内旅行
3、【未公開・随時公開】⇒競馬場へ行く
4、【未公開・随時公開】⇒工場見学
5、【未公開・随時公開】⇒海へ行く
6、【未公開・随時公開】⇒星を見る
7、【未公開・随時公開】⇒公園へ行く

C:(環境関連)

1、プラごみを減らす
2、2030年カーボンニュートラル生活実現を進める
3、リサイクル・リユース
4、セミナーに参加する

D:(アート関連)

1、【未公開・随時公開】⇒アートを学ぶ
2、【未公開・随時公開】⇒アートを生活に取り入れる
3、【未公開・随時公開】⇒何かつくる
4、【未公開・随時公開】⇒絵を描いてみる
5、【未公開・随時公開】⇒ファッションの学び直し
6、【未公開・随時公開】⇒美術館、ギャラリーに行く
7、【未公開・随時公開】⇒スマホ写真をプリントする
8、【未公開・随時公開】⇒音楽を生できく
9、【未公開・随時公開】⇒音楽を生活に取り入れる
10、【未公開・随時公開】⇒建築物を見る

E:(その他)

1、読書100冊
2、映画24本
3、クレジットカードの整理
4、証券、FX口座の整理

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〇アーリーリタイアとは?
2023年03月15日

妻とキッチンでの役割分担について。

こんにちは、

アーリーリタイア研究家


妻とキッチンでの役割分担について。
コロナ禍後は、エスカルジュニアは、積極的に料理に参加するようになりました。

具体的にキッチンではどのように役割分担しているかですが、

共同作業⇒食材検討(栄養・家計考慮)、食材購入、ゴミ処理

妻⇒日々のメニュー考案、食材洗い、食材カット、味付け、皿洗い

エスカルジュニア⇒下ごしらえ系(米炊き、各種炊き込みご飯、出汁づくり、ギー{調理用油}づくり、醤油麹、塩麹、米粉、きなこ等材料づくり)、皿ふき

簡単にいえば、2人で食のプランをつくり、エスカルジュニアが、材料をつくり、妻が、この材料や、調味料を使って、食材に味付けをしていく。

調理だけに絞ると、妻がメインの料理人で、エスカルジュニアは、下ごしらえ。

妻の長年の調理経験は、全くマネできない。

まずは、レシピに縛られない目分量。
エスカルジュニアがキッチンに入り始めたときには、この目分量を「適当」と思い違いしていました。
妻の料理技術によるところも大きいのですが、実は、目分量は、生きた感覚、その日の体調にあわせた分量だったのです。

特に調味料で重要な塩分について。
妻は、朝起きると、天然塩をひと舐めして、体質、味覚の確認をしています。

もともと料理好きで、エスカルジュニアがサラリーマン時代に料理・製菓・パン教室にも5年以上通っていました。
料理経験が豊富で、基礎を学んでいるため、エスカルジュニアの初心者特有の質問にも的確に答えが返ってきます。


そして、食材やレシピにあわせた切り方や、調理方法と下ごしらえ方法
調味料や素材に熱を入れる順番。
温度による食材の変化、盛り付け方など、料理は奥が深い。

料理は、科学でもあり、アート作品でもあると思う。
そういう意味で、妻はアーティストといえるかも。

東日本大震災以前は、食材は、国産ならOKといった感じで、外食や総菜なども利用していました。
ところが、東日本大震災以降は、ほぼ自炊100%に。
当初は、自炊100%は、やむを得ずといった部分もありました。
身体のため、安心・安全のためと思っていたものの、札幌移住後は、おいしい食材が増えるとともに次第に楽しみになり、エスカルジュニアがキッチンに入るようになった今、さらに楽しさが増しているようです。

私は、専ら、下ごしらえ担当なのですが、この下ごしらえにより、調味料を含め、ほぼ、無添加状態になっています。
(2011年以降、添加物は段階的に減らしてきていて、コロナ禍後は、ほぼ無添加)

楽しさが増している理由は、有機無農薬食材、エスカルジュニアの下ごしらえを追求している今、よりおいしく、安心・安全な料理ができるようになったためのようです。

味付けのほとんどは、基本調味料の砂糖、塩、酢、醤油、味噌そして、みりんと日本酒、加えてエスカルジュニアの作る醤油麹、塩こうじ等)。
これらを組み合わせたオリジナルの味付け。

市販の○○の素を使わないのに加え、めんつゆ、白だし等も市販のものは使わず、自家製のめんつゆや白だしをつくっています。
添加物の含んだ調味料による画一的な味付けによる、不自然なおいしさとは全くの別物。
添加物を使った料理の人工的なおいしさと比べて、断然おいしく、幸福感も高い。

有機、無農薬といった素材のうまみを生かした料理を心掛けているようです。

ただ、有機、無農薬食材を使うことによる問題点もあります。
それは、虫が付いている場合があること。
そうはいっても、虫も食べない野菜より、虫に食べられる野菜のほうが、安心と考えています。
が、食材には、基本、火を通すようにしています。

虫嫌いな妻は、発見すると叫びつつ、震えながら対応することになります。
(同じく虫の苦手なエスカルジュニアも応援に駆け付けます)
この虫を発見した時の対応も"共同作業"といえます。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

で夢のセミリタイアを。

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posted by エスカルジュニア at 08:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ○アーリーリタイア夫婦流「メガ健康法」