こんにちは、
アーリーリタイア研究家
エスカルジュニアです。
「日の名残り」「ハドソン川の奇跡」の2つの映画を続けてみました。
この2つの映画を観て感じたことについて。
●「日の名残り」(カズオ・イシグロ原作)
(ストーリー:U-NEXTから引用)
「英国の名門家に一生を捧げてきた老執事の半生を描いた人間ドラマ。
ダーリントン卿の屋敷でを務めを果たす老執事スティーブンス(アンソニー・ホプキンス)は20年前に一緒に働いていた
女中頭ケントンから手紙をもらい当時に思いをめぐらす。
ダーリントン卿は、第一次大戦後にドイツ復興の援助に力を注ぎ、次第にナチスに取り込まれていき・・・」
この映画から
イギリスの名門家の執事という仕事を通じて
・所作の美しさ
・仕事観・人生観(常に公を私に優先させるために両者の対立が生じたときにどちらを選択するか)
について考えさせられました。
●「ハドソン川の奇跡」(クリント・イーストウッド監督)
(ストーリー:U-NEXTから引用)
「2009年1月15日ニューヨーク上空で155人を乗せた旅客機が全エンジン停止により降下。
近くの空港までもたないと判断した機長サリー(トム・ハンクス)はハドソン川への不時着を成功させて全員の命を守り一躍英雄に。
だが、その後、彼の決断の正否が厳しく追及され・・・」
この映画から
旅客機の機長という仕事を通じて
・仕事観(人の命を預かる仕事の重責、トラブル発生時に瞬時に冷静な判断、ベストな選択ができるか)
について考えさせられました。
2つの映画に共通しているのは、
・トラブル発生時に瞬時に冷静な判断、ベストな選択ができるか。
・公を私に優先させる必要が生じることによる自らの人生のリスク。
仕事に真摯に向き合うことから生まれる「美しさ」や「奇跡」。
つまり、仕事を通じての「人生観」。
一方で、その仕事を通じての「人生観」ゆえの問題点も、
どんな仕事にも、「仕事観(組織システム)」と「人生観(人間らしさ)」との間のギャップがあると思う。
「日の名残り」では、「主人の主催する重要な会合」と「父の死」、「主人の政治的理由による2人のメイドの解雇命令」と「その命令に反発する女中頭(主人公が信頼や愛情を抱いていてる)との葛藤」
「ハドソン川の奇跡」では、事故検証の際の「コンピューターシミュレーション」と「人間的要素」
「人生観」の側から「仕事観」をみると、ブラックな働き方に感じてしまう。
「仕事観」と「人生観」のギャップがない働き方こそが、幸せな働き方と思う。
エスカルジュニアは、サラリーマンの頃、「仕事観(組織システム)」と「人生観(人間らしさ)」のギャップを感じていました。
そのギャップが徐々に大きくなっていった結果として、独立・起業の道に進んだともいえます。
独立・起業⇒セミリタイア⇒アーリーリタイア
と進んでいくほど、そのギャップが大きく減少し、「人生観」を中心に生きていけるようになっていく。
アーリーリタイア生活のメリットの一つとして、「仕事観」と「人生観」のギャップから逃れられる。
結果として、アーリーリタイア生活では、「人生観」を中心に生きていくことができる。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
で夢のセミリタイアを。


