こんにちは、
セミリタイア研究家
エスカルジュニアです。
とした。
が、この記事を書いた後に気が付いたことが・・・。
(カーボンプライス「炭素税+排出権取引」)+(ベーシック・インカム)は、まさにエスカルジュニアがこれまで妄想してきた、「ベーシック・インカム市場」なのでは?
ベーシック・インカム市場は無から創造することを想定していた。が、カーボンタックスを使えば、今の資本主義市場の修正で対応できるのでは?
という気付き。
この気付きとは・・・。
エスカルジュニア案は、カーボンプライス「炭素税+排出権取引」が、ベーシック・インカムの財源と自然エネルギーシフトへの科学技術投資の財源となりえるというもの。
カーボンプライス「炭素税+排出権取引」導入後は、全産業、全国民が、カーボンニュートラルを織り込んだ生産方式、生活様式にシフトしていく。
カーボンプライス「炭素税+排出権取引」導入後は、全産業、全国民が、カーボンニュートラルを織り込んだ生産方式、生活様式にシフトしていく。
それは、(ベーシック・インカム市場)が前提とする、自然エネルギーを利用した持続可能な生産方式により生み出される製品の市場に近づいていく。
(カーボンプライス「炭素税+排出権取引」+「ベーシック・インカム」後の資本主義市場)と(ベーシック・インカム市場)は似ている。
が、違う点もありそうだ。
ところで、カーボンプライス「炭素税+排出権取引」は、極端な話、「空気(自然)」に値段をつけて、市場の外部効果を内部化するもの。
資本主義は、これまでも水や化石燃料(石炭、石油、天然ガス)や土地、資源など「自然」に値段をつけて、また、労働力として「人間」に「賃金」という値段をつけて資本主義の成長の原動力にしてきた。
エスカルジュニア案の{(カーボンプライス「炭素税+排出権取引」)+(ベーシック・インカム)}では、「空気(自然)」というこれまで無料だった生物の共有物に値付けし財源化したものを、ベーシック・インカムとして「人間」に再分配していく。
「自然」に対しては、これまで資本主義が無制限に搾取してきたものに制限を加える(カーボンニュートラル)。
「人間」に対しては、無料の共有物(空気)を原資に無料で生活費(ベーシック・インカム)を配る。
(カーボンプライス「炭素税+排出権取引」)が「自然」を一部、内部化する。
(ベーシック・インカム)が「人間」を一部、内部化する。
カーボンプライスとベーシック・インカムにより、これまで、資本主義が疎外してきた、「人間」と「自然(空気)」の一部を内部化する。
では、エスカルジュニアがこれまで考えていた「ベーシック・インカム市場」とどう違うのか?
(カーボンプライス「炭素税+排出権取引」+「ベーシック・インカム」後の資本主義市場)と(ベーシック・インカム市場)の違いは何か。
(ベーシック・インカム市場)との大きな違いは、生産が衣食住に集中していない(最低限の生活保障に限定していない)こととAI、ロボットの労働により人間が労働から解放されていない(効率化が未完成)ことの2点。
「自然」の恵みをもとに「人間」を労働から解放するものが、エスカルジュニアが考えていた「ベーシック・インカム市場」だった。
(カーボンプライス「炭素税+排出権取引」+「ベーシック・インカム」後の資本主義市場)と(ベーシック・インカム市場)は、この2点以外ではとても似ている。
(カーボンプライス「炭素税+排出権取引」+「ベーシック・インカム」後の資本主義市場)を短く「新しい資本主義市場」とする。
「新しい資本主義市場」=「ベーシック・インカム市場」(前述2点以外)だ。
(カーボンプライス「炭素税+排出権取引」)の税収を(ベーシック・インカム)で分配する。
これだけで、「ベーシック・インカム市場」に近い「新しい資本主義市場」をつくることができる。
わざわざ無から創造する手間はかからない。
極端な話、カーボンプライスを導入すれば、今すぐにでも、ベーシック・インカムをはじめられる。
その分配金額はさておいて・・・。
●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」
第1話〜第90話はこちらでご覧いただけます。
○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、
「ベーシック・インカム市場」 (市場社会保障制度)です。
○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています。