2018年07月31日

ベーシック・インカム市場により、「小さな政府」をこえ「最小限の政府」になる。BI市場66話




こんにちは、
セミリタイア研究家

ベーシック・インカム市場実現により、「小さな政府」になる筋道を描いてみた。

そもそも、ベーシック・インカム自体、「小さな政府」を目指す。
ベーシック・インカムは、全員一律に給付を行うために、審査をする必要がなくなる。
今ある、多くの社会保障制度に関する審査業務が不要となる。
その結果公務員が不要となり、「小さな政府」となる。
「小さな政府」になることにより、その人件費分をベーシック・インカムの財源に振り替えることができる。

べーシック・インカム市場は、前回記事で描いたように「さらに小さな政府」となる。
その理由について再掲。
ベーシック・インカム市場により、国民にとって安心、安全がもたらされると同時に、
国にとって重要なエネルギー、食糧、自国防衛の安全保障が自動的にそして無料あるいは、費用を削減されてもたらされる。
ただ、これらは全て、安全保障としては、最低限のものとなる。
国は、これ以外の政策を縮小することが可能となる。
つまり、国の仕事の中心課題はベーシック・インカム市場の保護と調整に絞られることになるため「さらに小さな政府」となる。

さらに、ベーシック・インカム市場が進化していくと、「さらに小さな政府」から「最小限の政府」となる。
どういうことか?

初期段階である「市場社会保障制度」のその原型は
「AI、ロボットの奴隷化+ベーシック・インカム
+ベーシック・インカム市場」
その進化形である「民主主義的(無労働)社会主義」は、
「AI、ロボットの奴隷化+無償現物支給」となる。

最終的に、この「民主主義的(無労働)社会主義」が実現されれば、
国の財源0円となり、民主主義的に市民が運営・分配していくことになるため、国の関与は不要なシステムとなる

つまり、国は、社会保障面では、運営コストが0円になり、同時に、食糧、エネルギー、防衛に関する安全保障政策コストも最低限の運営コストに近づく。

「小さな政府」右矢印1「さらに小さな政府」右矢印1「最小限の政府」の移行が可能となる。


建設的なご意見ありましたら、こちらへ


●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」

第1話〜第66話はこちらでご覧いただけます。


   ○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、

  「ベーシック・インカム市場」 (市場社会保障制度)です。


   ○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています

  1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画本棚

2018年07月30日

ベーシック・インカム市場が最低限の国防対策となる。BI市場65話




こんにちは、
セミリタイア研究家

ベーシック・インカム市場が、日本の安全保障の3回目。

ベーシック・インカム市場により、基礎的エネルギー自給率が100%になる。
ベーシック・インカム市場により、基礎的食糧自給率が100%になる。
そのため、このベーシック・インカム市場が完成すれば、日本人にとって、セーフティーネットとしてのつまり必要最低限の必需品を供給できる。
基本的には、輸入食糧・輸入エネルギーに頼る必要がなくなる。
国民個人にとってのセーフティーネットであり、
国全体の安全保障政策上のセーフティーネットでもある。
2重の意味でのセーフティーネットといえる。
食糧、エネルギー双方が日本にとっての弱点ではなくなる。

エネルギーにしても、食糧にしても、国民にとって最低限必要な量の把握と供給可能性が安全保障上の重要なポイントだろう。
そして、仮想敵国からしてみれば、このベーシック・インカム市場の仕組みを破壊することが日本に対する有効な攻撃となる。
そのため、このベーシック・インカム市場の仕組みを守ることが、自国防衛にとって重要になる。
この市場を守るという限定的な専守防衛を行えばいい。
最低限の国防上の対策範囲となる。

これは、集団的自衛権の拡大解釈への防波堤にもつながる。
最低限の防衛費となる。
ベーシック・インカム市場により、国民にとって安心、安全がもたらされると同時に、
国にとって重要なエネルギー、食糧、自国防衛の安全保障が
自動的にそして無料あるいは、費用を削減されてもたらされる

ただ、これらは全て、安全保障としては、最低限のもの。

日本の財政が本当にひっ迫しているというのなら、最低限の安全保障の仕組みとし、小さな政府に向かってもいいのではないだろうか?


建設的なご意見ありましたら、こちらへ


●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」

第1話〜第65話はこちらでご覧いただけます。


   ○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、

  「ベーシック・インカム市場」 (市場社会保障制度)です。


   ○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています

  1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画本棚

2018年07月29日

ベーシック・インカム市場により、エネルギー自給率が100%になる。BI市場64話



こんにちは、
セミリタイア研究家

ベーシック・インカム市場が、日本の安全保障の2回目。

ベーシック・インカム市場により、基礎的エネルギー自給率が100%になる。
現在の日本のエネルギー自給率は8%

日本人にとって最低限必要なエネルギーの基準はどこなのか?
エネルギーは日本の安全保障にとって重要な問題。
日本が、エネルギーで自立するために必要なのは、輸入に頼らないで生活していけるかどうか。

ベーシック・インカム市場は、安全保障上においても重要な制度となる。
ベーシック・インカム市場は、自然エネルギーのみによって全国民に配布する衣食住(最低限の必需品)を生産する仕組み
そのため、このベーシック・インカム市場が完成すれば、日本人にとって、セーフティーネットとして必需品供給を必要最低限の自然エネルギーによってまかなうことになる。

基本的には、輸入エネルギーに頼る必要がなくなる。
これは、基礎的エネルギー自給率が100%

国民個人にとってのセーフティーネットであり、
国全体の安全保障政策上のセーフティーネットでもある。
2重の意味でのセーフティーネットといえる。
国民・国の両方にとってのセーフティーネット。

食糧、エネルギー双方が日本にとっての弱点ではなくなる。
エネルギーにしても、食糧にしても、国民にとって最低限必要な量が安全保障上の重要なポイントだろう。

国民へのセーフティーネット上」最低限必要な量を確保することになる、ベーシック・インカム市場は、同時に「安全保障上」最低限必要な量を知ることができるようになる。

国民が生きていくために最低限必要な量を国民が知ることができれば、国民に安心がもたらされる。

日本がエネルギー・食糧を目的とした戦争に巻き込まれることがなくなる。

さらに人類総セミリタイア社会計画が実現すれば、
世界もエネルギー・食糧を目的とした戦争をすることがなくなる。

建設的なご意見ありましたら、こちらへ


●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」

第1話〜第64話はこちらでご覧いただけます。


   ○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、

  「ベーシック・インカム市場」 (市場社会保障制度)です。


   ○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています

  1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画本棚

2018年07月28日

ベーシック・インカム市場により、食糧自給率が100%になる。BI市場63話



こんにちは、
セミリタイア研究家

ベーシック・インカム市場が、日本の安全保障の要となる。その1。

ベーシック・インカム市場により、(基礎的)食糧自給率が100%になる。

現在の日本の食糧自給率(カロリーベース)は38%。
日本人が飢えることない基準はどこなのか?

食糧は日本の安全保障にとって重要な問題。
日本が、食糧で自立するために必要なのは、輸入品に頼らないで生活していけるかどうか。
ベーシック・インカム市場は、安全保障上においても重要な制度となる。

ベーシック・インカム市場は、自然の恵みとAI、ロボットの奴隷化によって全国民に配布する食糧を生産する仕組み。
そのため、このベーシック・インカム市場が完成すれば、日本人にとって、セーフティーネットとしてのつまり必要最低限の食料品を供給できる。

基本的には、輸入品に頼る必要がなくなる。
これは、基礎的食糧自給率が100%

国民個人にとってのセーフティーネットであり、
国全体の安全保障政策上のセーフティーネットでもある。
2重の意味でのセーフティーネットといえる。


建設的なご意見ありましたら、こちらへ


●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」

第1話〜第63話はこちらでご覧いただけます。


   ○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、

  「ベーシック・インカム市場」 (市場社会保障制度)です。


   ○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています

  1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画本棚

2018年07月27日

ブラック企業を100%減らす方法。BI市場62話




こんにちは、
セミリタイア研究家

資本主義の仕組みの中にも、非効率な部分がある。
それは、「独占」「失業」「廃棄」「環境」等。

前回記事では、ベーシック・インカム市場により、資本主義の無駄である「廃棄」をなくす方法について衣食住の「食」から考えてみた。
今回は衣食住の「衣」を通じて「失業」について考えてみる。

ベーシック・インカム市場は多様な選択の場と進化していくことが望ましいが、食を最重要視する必要性から、場合によっては財源の都合上、「衣」は、幅広い需要にこたえるといったことは難しいかもしれない。
それにより、デザインは、シンプル、ベーシックなものとなる。

日本国国民服。無駄のないシンプルなデザイン
無地の衣服。数色から選択。四季にあわせて選択。
といったように。
シンプルで自然素材(綿、麻)を使った衣料がベースとなる。
さて、ここで、資本主義の無駄をなくす要素がうまれる。

衣料品はこの「シンプルで良質な衣料品」がベースとなる。
それにより、この品質以下の粗悪品が駆逐されることになる。
ベーシック・インカムにより、無料で配られる衣料品が基準となるため、粗悪品を作る企業は駆逐される。

そこで働く人たちは、職がなくなる。「失業」だ。といっても、ベーシック・インカムがあるために最低限の生活に困ることはない。

粗悪品を作る企業は駆逐される一方で、個性、流行を求める人達からの需要に応じて、デザイン性、創造性の高い衣料品をつくる企業は存続する。
そして、粗悪品を作る企業に勤めていた人たちの中には、デザイン性、創造性の高い仕事に職を移す人が現れる。
日本国国民服をリメイクして個性を表現しようとする人達の需要に応じて、洋服リメイクの仕事に職を移すという人も現れる。

さらに、ベーシック・インカムが支給されることにより、人は機械の一部、資本の一部となるような働き方をする必要性がなくなる。
デザイン性の高いモノづくりをしている企業の中においても、人を機械の一部、資本の一部と考え、労働者から酷く搾取するブラック企業は駆逐される
粗悪品をつくり、労働者から酷く搾取するブラック企業はなくなる。

「失業」という概念はなくなり、人は、より、創造性の高い、人間らしい労働にシフトしていく。

おそらく職人的な仕事が増えていくだろう。


建設的なご意見ありましたら、こちらへ


●「1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画」

第1話〜第62話はこちらでご覧いただけます。


   ○1億総セミリタイア社会計画の要となるのが、

  「ベーシック・インカム市場」 (市場社会保障制度)です。


   ○1億総セミリタイア社会計画作成にあたり参考となった本をまとめています

  1億総セミリタイア社会(日本ユートピア社会)計画本棚